ワイタンギ・デーの祭りは、なかなか楽しい

 クローディア=オレンジ氏がテレビで言っていたように、ワイタンギ・デーは、祭り的な要素も強い。
 まず模擬店だが、マッスルを鉄鍋で炒めているような店がある。ガーリックのいい香りにそそられる。8ドルで8個、10ドルで15個と品書きにある。当然私は10ドルで15個の方にする。
 いつもは、ワカ(カヌー)が置いてあるカヌーハウス(Canoe House)で、コンサートをやっている。パイヒアの町でも見たアコースティックバンドがたまたま演奏していた。
 いろいろなバンドが入れ代わり立ち代わり登場するのだが、海兵隊ブラスバンドも、ビーチボーイズのサーフィンUSAを皮切りに、なかなかの演奏をしていた。マオリの人たちもこの演奏に対して大きな拍手を送っていた。
 マオリ女性のあるバンドで、「上を向いて歩こう」を演奏し始めたのだが、歌詞は、「マオリ党を支持して、一票を入れよう」(Vote for the Māori party)と、替え歌として歌っていたのには、腹をかかえて笑ってしまった。