ホリデイパークを利用する旅

パーマストンノースのホリデイパーク

 これはすでに昨日の月曜日の朝のことだが、テ・マタティ二が終わった翌日のパーマストンノースのホリデイパークは幾分ひっそりとしていたのだが、いつものように台所で簡単な朝食の支度をしていると、「どこかでお会いしませんでしたか」と私に話しかけてきた三人の子ども連れの婦人がいた。
 彼女とたまたま音楽の話になって、「あなたのような音楽愛好家なら、カナダのCKUA.com*1をお薦めしますわ。インターネットラジオでアクセスできますから」と教えてくれたのだが、「ああ、パエカカリキで、バッテリーを充電していたときの」と、私はようやく彼女のことを思い出した。カナダから来ていた家族で、旦那さんと長く話したのでわからなかったのだが、私がラップトップを、彼女の旦那はキャノンのデジタルカメラのバッテリーを、狭いランドリーでそれぞれ充電していたのだ。
 彼女が薦めてくれたCKUAのURLとウィキペディアの紹介は以下のとおり。
http://ckua.com/
http://en.wikipedia.org/wiki/CKUA
 彼は写真をたくさん撮影して両親にメールで送っていると言っていたから、「でも、実際に来てみないと写真だけじゃイメージがわかないこともありますよね」と私が言ったら、彼の両親は昔ニュージーランドに来たことがあると言っていた。「ああ、それじゃ、問題ありませんね」と私は答えたのだが、英語圏の連中は、大体こんな感じだ。
 彼らは、私の小さなゴアライトのテントのひとつ置いた隣に家族用テントを設営していた。どちらも今日旅立ちだから、お互いにテントの撤収になる。
 再会を喜び会って旦那さんと握手をすると、彼は地質学をやっているという。学校ではなくて、民間で働いているようだが、彼はいわゆる地質学者(geologist)だった。