カナダでは、有給休暇6週間は当たり前

 パエカカリキから互いにどういう旅をしたのか情報交換したのだが、これまで行ったところでは、エイブルタズマン国立公園がよかったと彼はいう。私も昨年の4月にエイブルタズマン国立公園には行っていて、晴天のもとでのカヤックと雨の中でのトランピングを楽しんだので様子はわかっている。
 エイブルタズマンは、キーウィにとってはクリスマスの時期に混むらしいが、今の時期は、世界のあちこちからエイブルタズマン国立公園に来ている旅行者が多いらしい。「サニーネルソン*1は、どうだった」と私が聞くと、私の評価と同じように、ものすごく高い評価をしているようには聞えなかったので、どうしてと聞くと、カナダのブリティッシュコロンビアにもネルソンという町があり、同じように芸術家が集まっている町だという。気候がいいから、芸術家が集まり、焼き物などを焼いている。同じような印象ということで、どうやら印象が薄いらしい。
 彼らは、今回6週間の休暇を取って、今4週間目だという。
 カナダでは、一定年数働けば、有給休暇6週間は当たり前で、中には8週間もめずらしくないようだ。
 彼らは三人の子どもを連れて、夫婦でバンに乗り、家族用テントでニュージーランドをまわっている。
 極めて残念ながら、私は、長年の持論である「日本人奴隷論」を再確認せざるをえなかった。

*1:ネルソンは、日照時間が長く、気候がいいので、ネルソンのことをニックネームで、Sunny Nelsonという。