パーマストンノースのホリデイパークに泊まる

 パーマストンノースまではニュープリマスの博物館で買い求めたフィリマコ=ブラック(Whirimako Black)のCD*1をかけながらドライブした。
 パーマストンノースに着いたが、ここは初めて滞在することになるので、インフォメーションセンターのI-Siteに行ってみる。
 質問が三つあると言ってから、私の知りたいことを係に聞いた。
 私の知りたいことは、ホリデイパークがどこにあるのか。インターネットカフェがどこにあるのか。そして、マオリのイベントのチケットをどこで購入したらよいのか。以上の三つだ。すべてを紙の地図に書いてもらって、用が足りた。
 インターネットカフェでメールをチェックしてから、郵便局でイベントのチケットを買う。入場券だけらしいが、三日間で44ドルだった。
 パーマストンノースのホリデイパークに行ってみると、一泊12ドル。パエカカリキよりも2ドルだけ高い。ここに5泊することにして、60ドルを前金で支払う。前金で支払うというのも、ここがパエカカリキよりも少し都会だからだろう。
 フライとテントを設営して、日記をアップするために再度インターネットカフェへ行く。
 今晩の夕食は、アジア系のカフェで取ることにした。どうやらここは台湾系のお店らしい。辛い麺をたのんだが、辛いことは辛いのだが、味が甘い。ついでに頼んだバブルのメロンの飲み物も甘い。置いてあるのは、日本語の雑誌も少しあったけれど、中国語の漫画と雑誌ばかりだ。おそらく台湾からのものが多いのだろう。
 テレビを見ていると、中国からのテレビのようで、日本のコマーシャルを中国語でやっている。
 「このテレビはライブなの、それともビデオなの」と聞くと、麺を運んできた子はアルバイトの子のようで要領をえなかった。
 別の注文を取ってくれた店員の話では、台湾から直接放送されているようで、ライブということだった。
 昔、アメリカ合州国カリフォルニア州のサンフランシスコで、台湾映画を何回か観たことがあるのだが、内容は恋愛映画ばかりなのだが、背景はいつも軍国主義的で、兵隊さんに恋する物語が多かった。
 台湾のテレビは日本のコマーシャルをやっているから、日本のものを多少追いかけているのだろう。それじゃまるで展望がないと私は思うのだが。
 ホリデイパークの自分のテントに戻ると、どうやらこのホリデイパークには、フォークシンガーがいるようだ。
 フォークシンガーと観客も数名いるようで、10時半頃まで歌と笑い声が響いていた。

*1:'Hohou Te Rongo: Cultivate Peace'は、フィリマコ=ブラックのソロアルバムとしては、2枚目。2002年のリリース。フィリマコ=ブラックによれば、このアルバムは娘のMihi Ki Te Kapuaからインスピレーションを受け、娘のために製作したという。私のお気に入りは、Te Tau O Te Reoである。