パーマストンノースで、マオリの一大文化祭典、テ・マタティニが開かれる

テ・マタティニ会場

 パーマストンノースは、マッセー大学がある町である。マッセー大学は、農業関係や獣医学関係が強いようで、合州国の大学の学費が高いことから、獣医になりたいものはマッセー大学に来るものが結構いるという。ニュージーランドではオークランド大学に次いで2番目に大きな大学だから、パーマストンノースには学生や大学関係者が多く住んでいるようだ。
 このパーマストンノースに私が来た理由は、何と言ってもテ・マタティニ(Te Matatini)のナショナルフェスティバルに参加するためである。
http://www.tematatini.org.nz/
 これがなかったらパーマストンノースには来なかったかもしれない。
 パーマストンノースに来てみての印象は、大作りの町であるということだ。
 スーパーマーケットなど、歩いていてもなかなか見つからない。どこでパンやビールを買ったらいいのかという感じである。とてつもなく大きくて歩けないということではなく、中心街は、結構歩ける雰囲気ではある。けれど、イメージで言うと、食べる店は結構あるのだけれど、ちょっとビール1本だけ買うというわけにはいかないというような町の印象があるといえばわかっていただけるだろうか*1
 インタネットカフェの係のお兄さんに聞いたら、大型店舗のパックンセイブ(Pack ‘N Save)が町の中心街から少しだけ外れたところにあり、ここに行けばなんでも置いてあるという。
 パックンセイブには確かに大きな駐車場があり、小さなカゴは全く置いていない。ここでは、大型のカートで買い物をしないといけない。
 私のように一人で旅行している者にとっては、ちょっと規模が大き過ぎて、実に困るのである。

*1:ニュージーランドでは、ビールを1本だけ買うのはいずれにしてもむずかしい。普通は、6缶まとめ買いが多い。