空港内ではおみやげにマヌーカハニーの＋15を空港の免税店で購入したり、軽い食事を取ったりしてくつろいでいたが、搭乗ゲートに向かうために出国手続きをして、手荷物検査をしたときに自分が大失敗をやらかしたことに気づいた。
というのも自分の手荷物の中にナイフを私は持ち込んでいたのだ。それもなんと二つもである。
男性係員は、私に丁寧にナイフのような、持ち込んでいけないものが私の手荷物の中に入っているのではないかと尋ねた。
「ホリデイパークなどに泊まる際にマーガリンを塗るために常時ナイフを持っているんです」と私は説明したが、すでに遅い。バックパックに入れっぱなしだった食事のときに使う普通のナイフと、腰に巻くポーチに常時入れておいたスイスアーミーナイフの両方とも没収の対象となってしまった。普通のナイフは構わないけれど、スイスアーミーナイフは使いこんだものだから惜しい。
機内への持込手荷物ではなくて、チェックインの際に大きな荷物の方に入れておけば何の問題もなかったのに、油断した。
「別便で今から郵送できませんか」と私は言ったが、男性は「残念ながらできません」と言うのみだった。
