ちょっとした喪失感からiPod Classic 160GBモデルを入手した

 投票日前のこの金曜日に奥歯の詰め物がとれてしまった。
 翌日の土曜日に歯医者に予約ができて、その詰め物をそのまま入れてもらって、治療費は無料だった。
 幸運というほかない。
 喪失感の回復ということでいえば、iPodもそう。
 今の俺の愛用のiPod Classicは、120GBモデル。
 そろそろ古くなってきたので、自分へのご褒美に、数週間前にiPod Classic160GBモデルを買いに出かけたら、すでにiPod Classicの大容量版は売られていなかった。
 最近こうしたことが多くて困る。
 係員との話で俺なりに理解できたことは、時代はすでに「雲(cloud)」の時代になっていて、スタンドアローンで大容量のローカルなHDを使うというより、時代はむしろ、大容量データをAppleに管理してもらって、そこにアクセスに行く。その代わりに、その管理料というのか、使用料を払うという流れになっているということなのだろう。大容量を管理するのは面倒だし、そうした方式のほうがおそらく時代に合っているのだろう。でも、それでよいのかという気もするし、俺の場合は、ローカルに置いておきたいという派なのでiPod Classicの大容量モデルがなくなると本当に困る。
 さらに係員と話を続けると、その係員もiPodの160GBをもっていて、いざというときのためにバッテリーも買い溜めているという。iPodの中古もマニア向けに高値をつけているということだ。
 ということで、俺も中古のiPodを注文してみることにした。
 投票日の2日前に160GBのiPodを受け取ったが、4日間同期がうまくいかず、リセットを繰り返し、ちょっとしたテクノストレスになっていた。昨日それがようやく同期に成功した。
 これで、Podcast、audiobook、musicを心置きなく楽しむことができるのは素直に嬉しい。
 いままで愛用していたiPod Classic 120GBはシルバー。今度の160GBのやつはブラック。
 なんと単純な俺か。