以下、朝日新聞デジタル版(2018年9月30日20時23分)から。
沖縄県知事選で朝日新聞社は30日、沖縄タイムス、琉球朝日放送と共同で出口調査を行った。
米軍普天間飛行場の辺野古移設反対を掲げた玉城デニー氏は、無党派層や女性からの多くの支持を得て、移設実現をめざす安倍政権が支援した佐喜真淳氏を引き離し、初当選を決めた。
調査は県内83投票所で実施。支持政党別の投票先では、無党派層の7割が玉城氏に投票。立憲、共産、社民の各支持層のほとんどが玉城氏に入れていた。
一方、佐喜真氏への投票は自民支持層の8割、公明支持層の7割だった。両党が組織を挙げて佐喜真氏を推したが、支持層の一定数が玉城氏に流れていた。
男女別では、女性の6割が玉城氏に投票し、佐喜真氏との差を広げた。年代別に見ると、若年層で佐喜真氏、高齢層で玉城氏への投票が多い傾向があった。40代以上で玉城氏が佐喜真氏をリードした。