「サーローさん、平和賞後初の里帰り 「核廃絶へ行動を」」

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 以下、朝日新聞デジタル版(2018年11月22日10時45分)から。

 昨年のノーベル平和賞を受賞した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN(アイキャン))」の活動に携わり、オスロでの授賞式で記念講演したカナダ在住の被爆者サーロー節子さん(86)が、授賞式以来初めて広島に里帰りした。21日、広島県庁や広島市役所を訪れ、「思いだけじゃなくて行動。(核廃絶運動を)今まで通り、今まで以上にやる」などと語った。

 県庁では湯崎英彦知事が、授賞式での講演について「力強い言葉だった。県民として誇りに思っている」と伝えた。

 サーローさんは、国連で122カ国の賛成で採択された核兵器禁止条約に日本が署名・批准していない現状への危機感から、「被爆した広島、長崎が先頭に立ち、日本政府を動かす運動をしてほしい」と訴えた。湯崎知事は「様々な提案をして国に働きかけていく」と約束した。

 市役所で松井一実市長とも懇談し、「市長は安倍さんに率直に市民の声を伝えていますか」などと、被爆地のリーダーとしての姿勢を問うた。松井市長は「(広島市長が会長を務める)平和首長会議のメッセージとして出している」と答えるにとどめた。(原田悠自、宮崎園子)