「桜を見る会名簿、電子データの復元調査を菅長官が否定」

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以下、朝日新聞デジタル版(2019/12/3 11:55)から。

 国の税金を使って首相が主催する「桜を見る会」をめぐり、菅義偉官房長官は3日午前の閣議後会見で、削除された今年の招待者名簿の電子データについて、復元できるかどうか第三者の専門業者に調査を依頼する可能性を問われ、「それはない」と否定した。

 内閣府は今年の紙の名簿について、共産党議員から資料要求を受けた5月9日に大型シュレッダーで廃棄。電子データもこの前後に削除したと説明している。菅氏はこの日の会見で改めて技術的に不可能だとしたうえで、「正式な委託業者で、極めて技能の高いところから(復元不可能と)聞いた」と述べた。

 内閣府は2日の参院予算委員会の理事懇談会で、電子データはサーバーから削除された後、8週間以内には失われると説明。会見で菅氏は「予備データを使えば、(共産党の)宮本徹氏の資料要求に応えられたのではないか」と問われると、「それは承知していない」と述べるだけだった。