クラスメートと冗談を言い合う

 今日、私も大学時代は英文科だったという話をした。「私は大学時代はbad studentだったので」と言った、時に何かということを言いたいのだ。つまり自己防衛に他ならないのか。そのやり方が自分をマイナスに行きすぎることによってという方法が日本的だ。自己防衛はいい。私はsocial scienceに興味が出てきたのでということはもちろん言った。イヴォンヌは、英文科でsocial scienceなんてと嫌味を言う。私は、でもsocial scienceの方が面白かったと反論する。
 aggressiveに構える必要がある。straight thinking、腹芸とは対極をなす。
 スーザンに帰り際、”You’re the most beautiful woman that I’ve ever seen.”と言った後、ビルとカタリーナ、イヴォンヌと私で、しばらく歩いた。ビルは、私の言葉をからかうでもなく、スーザンが喜んでいたよと言っていた。アメリカの女性は言われることを望む。実際、彼女はきれいだねと言っていた。私も冗談ではなく本気である。(というのもおかしい。今にも結婚しそうだ) 私は、今まで会った外国の人はみな美しい、「私はそれ程多くの人に会ってないから」と冗談を言うと、「あとのは余計よ」とカタリーナに言われる。イヴォンヌは日本の事情も知っていて、そんなこと言ったら大変よ(trouble)と、また冗談を言う。「女性のほめ方がうまくなった。どこで習ったのよ」と言う。
 「日本の男性はhenpecked(カカア天下)ですものね」とイヴォンヌに言われ、ビルを俺は笑った。カタリーナが「henpeckedって何」と尋ねたので、「あんたのことだよ」とビルが答えたので、カタリーナを残してみんな大声で笑った。