マオリ語のテレビ番組

モトゥエカの青空市

 朝、テレビをつけるとマオリ語の番組をやっている。マオリ語を教える子ども番組のようで、男女で歌を歌っている。その歌声は母音が効いていて素晴らしい歌声だった。マオリ語はたしかに響きが日本語に似ているようだ。母音が日本語と似ているという話を聞いたことがある。梅棹忠夫氏によれば、マオリ語はポリネシア諸語のひとつで、子音と母音が交互にあらわれて、その音節構造は日本語によく似ていると言う*1

*1:マオリ語はポリネシア諸語のひとつである。子音と母音が交互にあらわれて、その音節の構造は日本語によく似ている。日本語も子音が単独であらわれることがほとんどなく、子音、母音が交互にあらわれる。また日本語の音韻構造が単純なのは、日本語の基層文化にポリネシアなどと共通のものがあったからだとする説がある。もしそうだとすれば、マオリ語と日本語とは祖先を共有しているのかもしれない」(梅棹忠夫実戦・世界言語紀行 (岩波新書)」p.191)とあるように、マオリ語と日本語は発音的に似ている言語であるようだ。