ロトルアの客層は国際的だ

 子どもがニュージーランド人と結婚することになったので、結婚式に参加するためにウェールズからやって来た男性とか、アメリカはカリフォルニアからやって来た白人と黒人の男性二人組みの方とか、サンディエゴから来たヒスパニック系の夫婦とか、いろいろな客層が来ている。ロトルア(Rotorua)近くにタウポ湖(Lake Taupo)という一大観光地があるのだが、このロトルアには世界各国から客層が集まっているとすれば、タウポ湖の方にはニュージーランド人が多く集まると聞いたことがある。まさにロトルアはインターナショナルなのだ。
 韓国の団体も入ってきた。この中の一人に英語で話かけると、ヒュンダイで働いている男性であった。ヒュンダイといえば、韓国を代表する自動車メーカーで、昨年ホバートメルボルンでそれぞれ借りたレンタカーがヒュンダイだったが、この韓国人は自動車でなく船をつくっていると言った。
 風呂からあがってラウンジでビールを飲んでいると、韓国の団体客が帰っていった。私と同じようにビールを楽しんでいる男性で、観光客にドイツ語で風呂の場所を教えている人がいる。話しかけると、シドニーに住んでいて、ロトルアにはよく湯に入りにくるという。ここはとてもリラックスできるという。こうした風呂が好きならば、是非日本の温泉に入って欲しいと私は日本の宣伝をした。