大学からテラパまでは往復で17キロくらいあるのだが、大学からまた例の魚屋に買出しに行った。今日のマオリの口頭発表までに課題を覚えないといけないので、これは自分に対するある種のご褒美だ。ご褒美といってもすでに覚えたわけではない。覚えたときのためのご褒美だ。残念ながら、あれこれこうして刺激を与えないと、私は課題に集中できない性格なのである。
「今日は刺身に何がいいか」と聞くと、マグロをすすめられたので、まずはマグロの刺身を買うことにした。ところで、ウニ(sea urchin)のことは、キナ(kina)と呼ぶらしい。キナというコトバなら、実は例の床屋さんが「マオリはキナが好きだよ」と言っていた奴だ。私がurchin(ウニ)の話をしていて、彼はkina(ウニ)の話をしていたのだけれど、同じものを指して話していたのに、全く通じていなかった。私がキナという語彙を知らなかったのと、彼がurchinとキナが同一のものだという知識がなかったのが誤解の原因だ。
今回のウニのパックには、ワイタンギの水産会社の製品だと書いてある。私の好みは溶け出していないキナだが、今回のものはこの前のウニよりもちょっと古いようで、すでに多少溶け出している。
夕飯はスシ飯と、マグロとホタテの刺身、そしてキナも使った手巻き寿司としよう。
-
- ウニ(キナ) 200g 12.93ドル(906円)
- ホタテ 1キロ49.95ドル 120g 5.99ドル (420円)
- 生海老 1キロ39.95ドル 172g 6.87ドル(481円)
- マグロ 1キロ26.95ドル 250g 6.95ドル(487円)
- スモークマッスル 1キロ19.95ドル 146g 2.91ドル(204円)