私が今いるマンハッタンビーチが高級住宅地であることは何度も紹介しているが、住宅を建築中の現場を観察していると、こうした豪邸を建てている労働者には、ヒスパニック系労働者が多い。
主に白人の金持ちが住んでいる高級住宅地のメンテナンスは、ヒスパニック系労働者が担っているということなんだろう。
彼らの母語はスペイン語で、スペイン語の話者はロサンゼルスには多く、電話なんかでも、「イギリス語を選ぶ場合は1を、スペイン語を選ぶ場合は2を押してください」なんて、アナウンスを聞くことが普通だから、よほどスペイン語の話者は多いのだろう。
コトバなんて、そんなに簡単にズボンをはきかえるようにはいかないのが普通だ。やはり多言語主義でいかないといけない。