ニュージーランド全体の教育制度についても聞いてみた。
まず、幼稚園教育だが、女性が働きたいという要求のもとに、私立の幼稚園教育や保育園が増え、今やビッグビジネスになっているという。
その後は、いわゆる小学校(primary school)だが、Year 1から、Year8のフルプライマリ(Full Primary)は、6歳から13歳まで通う小学校だ。
ハミルトンにも、ハミルトンウェストなどの、フルプライマリがあるが、都市部では、小学校をYear 6、つまり11歳くらいで終えて、その後、インターミーディアットに行くのが普通だという。
すでに紹介したが、インターミーディアットスクールは、Year 7とYear 8だから、12歳から13歳になる。その後、5年間の高校に行くのが一般的だ。
さらに大学に行くものの数だが、明確な資料を元にした話ではないけれど、3%とか4%くらいの数字ではないかという。いずれにしても、4人に1人が大学に行くと言われている日本から比べると、大学に行く人数は限られていることに間違いはない。
インターミーディアットに対して、ミドルスクール(Middle Schoo)lは少ないとのことだ。
老後の問題もニュージーランドでは、今やビッグビジネスになっていると校長代理は言った。