「米上院議員候補に未成年暴行疑惑 5人目が名乗り上げ糾弾」


 共和党のロイ・ムーア氏の未成年暴行疑惑が話題になっている。
 CNNで、ロイ・ムーア氏夫人は、かけられた嫌疑に対して闘う、上院補選に降りることはないと発言していた。

 以下、BBC(2017年11月14日)より。
http://www.bbc.com/japanese/41979151
http://www.bbc.com/news/world-us-canada-41973952

アラバマ州で12月に予定される上院補選に共和党候補として出馬しているロイ・ムーア判事(70)に対して、5人目の女性が10代のころに性的に触られたと名乗りを挙げて糾弾した。複数の共和党関係者が、ムーア氏に出馬辞退を促している。

ジェフ・セッションズ氏が上院議員から司法長官に転身したことを受けての補選で、スティーブ・バノン前大統領首席戦略官が擁立した保守強硬派のムーア氏は9月の予備選で、ドナルド・トランプ米大統領が支持した候補を押さえて勝利し、共和党候補となった。

しかし米紙ワシントン・ポストは9日、女性4人が実名で、それぞれ10代のころに当時30代でアラバマ州の副地方検事だったムーア氏に、性的に体を触られたと訴える記事を掲載。最も若い女性は当時14歳だったと話している。

ムーア判事は記事内容を否定し、「魔女狩りだ」と反発。政敵が仕掛けた「典型的なフェイクニュース」だと呼んでいる。判事の妻も、女性たちは金銭と引き換えにでたらめを話していると逆に非難している。

こうした状況で13日、ベバリー・ヤング・ウィルソン氏(56)が記者会見し、自分が16歳の時に30歳のムーア氏に暴行されかかったと発言した。ウィルソン氏によると、アラバマ州ガドセンでウェートレスとして働いていた当時、常連客のムーア氏に家まで送ると言われて車に乗ったところ、レストランの暗い駐車場に車を停められ、ドアをロックされ、体を触られ、性的行為を強要されそうになったという。「やめてと叫びながら抵抗した」とウィルソン氏は話した。

 (後略)

 ロイ・ムーア氏の未成年暴行疑惑が話題になっていたと思っていたら、今度は、民主党上院議員・アル・フランケン氏の痴漢行為の告発があった。アル・フランケン上院議員は謝罪した。