「沖縄県、辺野古の埋め立て承認を撤回 移設工事は停止」

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 以下、朝日新聞デジタル版(2018年8月31日15時39分)から。

 米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画で、沖縄県は31日、辺野古沿岸部の埋め立て承認を撤回した。県職員が沖縄防衛局(嘉手納町)を訪れ、撤回通知書を渡した。

 撤回は埋め立て承認の効力を失わせるもので、移設工事はストップする。辺野古移設を進める政府は対抗策として、撤回の効力を失わせる執行停止を裁判所に申し立てる構えだ。

 急逝した翁長雄志(おながたけし)知事は、政府が土砂投入の開始時期として通知していた8月17日より前に撤回することを念頭に、7月下旬、仲井真弘多(ひろかず)・元知事による埋め立て承認を撤回する意向を表明していた。副知事らが法的検討を重ねていた。(山下龍一)