以下、朝日新聞デジタル版(2018年9月29日00時24分)から。
安倍晋三首相は米ニューヨークで26日午後(日本時間27日未明)に行われたトランプ米大統領との会談で、米国製の防衛装備品を購入する考えを改めて伝えた。菅義偉官房長官が28日の記者会見で明かした。
トランプ氏は会談後の記者会見で、首相に対し対日貿易赤字について不満を伝えたと明かし、「日本はすごい量の防衛装備品を買うことになった」と語っていた。
菅氏によると、首相は会談で「厳しい安全保障環境に対応するため、今後とも米国装備品を含め高性能な装備品を導入することが、我が国の防衛力強化にとって重要」と述べたという。首相官邸幹部は「安全保障上必要なものを買うという従来方針を伝えただけ」と説明している。