朝食を済ませて植物園へ出かける

モナベイル

 B&Bは、ベッドアンドブレックファーストという名のとおり、朝食がついている。まずは、ジュースを飲んでから、好きなシリアルに牛乳をかけて食べる。次に簡単なコンチネンタルブレックファーストか、かなりの量があるアイリッシュブレックファーストかで違いがでてくるが、アイリッシュが経営しているのに、このB&Bはコンチネンタルブレックファーストであった。つまり、軽い朝食である。紅茶かコーヒーを選んで、トーストにバターやジャムをつけて食べる。このタレットハウス(Turret House)は宿として悪くないので、ここに都合3泊することに決めた。
 朝食を済ませて、今日は植物園(Botanical Garden)に行ってみよう。クライストチャーチはガーデンシティとも呼ばれ、実に600以上もの公園があり、各家庭が庭園づくりに積極的な街だと聞いている。2月はこちらの夏であるが、2月にはフェスティバルもあるらしい。丹精込めた自慢の庭に観光客を招待して午後のお茶を楽しむツアーがあれば参加したいと思っていたのだが、今のところそうした情報にめぐり合っていない。まずは市内の植物園に行って、クライストチャーチのガーデンシティぶりを観察することにしよう。
 植物園は、昨日訪れたカンタベリー博物館の近くにある。入場料は無料だ。中に入って散策すると、かなり広い。エイボン川はここ植物園にも流れていて、鴨がいる。植物園内のエイボン川でカヤックに乗っている若い女性もいる。180ヘクタールもあるといわれている広大なハグレー公園が続いているこの植物園も広大で、30ヘクタールはあるらしい。結構市民に出会うが、それでも、市内にあるとは思えないほどここでは静寂が支配している。バラ園や、ハウス栽培されている色とりどりのきれいな花々、サボテンなど、眼を楽しませてもらえる植物にこと欠かない。セコイヤやユーカリなど、巨木もたくさんある。