興味深々のマオリの子どもたちの質問は途切れることがない

 私に対する質問がさまざまされたのだが、その中に「いくつのコトバを話せますか」という質問があった。マオリの子供たちは、私のマオリ語に対する熟練度をすでに見破っているので、マオリ語と英語と半々で、質問をしてきてくれる。
「いくつのコトバを話せますか」という質問に対して、私は三つのコトバを話せるなどとは、口が裂けても言えない。だからこの質問に対して、私が責任を持てる言語は、日本語だけだという話をした。
私は英語も話すが、責任はもてない。マオリ語も少々話すが、マオリ語にももちろん責任を持てないという話をした。
 しかし、マオリの子どもたちで驚くべきことは質問が絶えないことだ。興味関心が深いということである。何かを学ぼうとする際に、これはとても重要なことだ。