以下、朝日新聞デジタル版(2017年12月7日13時10分)から。
トランプ米大統領が、エルサレムをイスラエルの首都と承認すると宣言したことについて、菅義偉官房長官は7日午前の記者会見で、トランプ氏の今回の判断を支持するかどうかを問われ、「発表したばかりであり、現時点において予断をもってコメントすることは差し控えたい」と明言を避けた。
菅氏はトランプ氏の発表内容について分析中だと説明。そのうえで、従来の日本政府の立場であるイスラエルとパレスチナの二国家解決を支持する立場を改めて強調し、「中東地域の安定のために米国を含む関係国とともに一層、緊密に意思疎通を図っていきたい」と述べた。