「ビデオで楽しむシネマ英会話」(1987)・「洋画ビデオ 名場面・名セリフ」(1987)を購入した

ビデオで楽しむシネマ英会話(1987)

洋画ビデオ 名場面・名セリフ(1987)

 「ビデオで楽しむシネマ英会話」(1987)・「洋画ビデオ 名場面・名セリフ」(1987)を購入した。いずれも著者は渡辺幸俊氏。ジャパンタイムズ発行。

 洋画で英語を学ぶことは自分自身もやってきたし、英語学習を目的として映画を教材にすることも悪い学習方法ではないと考えてきた。けれども、洋画を教材にするのはそれほど簡単なことではない。

 自分自身洋画で英語を学ぶことに興味があるので、こうしたタイトルの本はすぐに買ってしまうことになるのだけれど、きちんと読むか、何度も読むかと問われると、自信がない。積読になってしまう可能性も否定できない。

 というのは、映画で英語を学びたい人は、こうした本を読むより、実際に、自分で好きな映画や、現在の自分の英語力の水準にあった映画を選んで、何度も観て、テープレコーダーに音だけ録音して、英語を何度も聴いたり、聞いたりして、聴き起こし(dictation)をやってみるほうが確実に勉強になると思うからだ。

 そして、聴き取れないところは、シナリオが入手できる場合はシナリオを活用して、シナリオが入手できない場合は、母語話者に協力などしてもらって、聴き起こしを自分でおこない、「読んでもわからない個所」と「読んだらわかる箇所」とに分析してみることをおすすめする。

 おそらく、あなたが「読んでもわからない個所」の原因は、語彙力不足だったり、句動詞などイディオムを知らなかったり、英語の常識や、英語圏の社会常識の欠如が原因だということがわかるだろう。人名や地名に弱いということもわかるだろう。

 また、「読んだらわかる箇所」の原因は、純粋に主に英語の音声の問題であることがわかるだろう。日本語は大切な情報が文末に来ることが多いため、英語の文頭を聞き逃すことが少なくない。だから文頭を聞き逃したり、助動詞の省略形、冠詞や前置詞、代名詞など、弱音で発話される箇所に苦手意識があることがわかるだろう。

 こうした原因がわかれば、すぐに完璧にならずとも、対策をしつつ、前進できるだろう。

 もちろんこうした本 ー「ビデオで楽しむシネマ英会話」(1987)・「洋画ビデオ 名場面・名セリフ」(1987) -を読むのも悪くはないのだが、英語学習は実践が大切ということだ。

 聴き起こし(dictation)については、以下を参照のこと。

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