週末のマーケット

 今日は土曜日。大体どこの地域でも週末はマーケットをおこなっているのだが、このアートセンター近くにも出店がたくさん出ていて、臨時の野外マーケットになっている。変わったところでは、マッサージ師がいて、肩や頭、手や足のマッサージのサービスをしている。手編みのセーターの店もある。男性が店番をしていたが、夫婦でセーターを編んでいるという。「編む速度は奥さんよりも遅いんだけどね」と、彼はつけ加えた。連れ合いが手編みというのが気に入って、ひとつのセーターを160ドル(11330円)でクレジットカードを使って購入する。こうしたテントの店でもクレジットカードで全く問題はない。
 ところでNZドルの現金は、日本で買うよりニュージーランドで日本円で買った方がレートがよい。関西空港での為替レートは、キャッシュを日本円で買おうとすると、1ニュージーランドドルが78円から79円ほどだったから、クレジットカードでの決済と比較すると、1ドルあたり8円か9円も差が出てしまう。この手編みのセーターほどの高額な場合、その差は1300円ほどにもなる。ニュージーランドドルは、日本では需要が少ないし、実際に流通量が少ないため、希少価値が出てしまうのだろう。いずれにしても、ニュージーランドドルを日本で買うのはバカバカしい。