ニュートン通りのアイリッシュパブ

 ポンソンビーから少し歩いて、ガイドブックに書いてあるThe Dogs Bollixというアイリッシュパブに入る。昼間のパブは客が全くいない。アン(仮名)というアイリッシュの女性バーマンがいて、他に客が誰もいない昼間のパブで話をした。実は、アイリッシュの音楽のレベルはとても高い。どうってことのない田舎町のバプでの演奏に驚かされることがしばしばだったから、私はアイリッシュの伝統音楽を敬愛している。音楽談議になったときに、実は昨夜がアイリッシュミュージックの一大セッションの夕べだったから、昨晩来たらよかったのにと言われた。この店はちょっとオークランドの中心から離れているので、昨日は止めにしたのだが、セッションがあったなんて昨日来るべきだったと後悔する。アンというアイリッシュのバーマンといろいろと話ができたので楽しかったけれど、セッションを逃したのはつくづく残念だった。22日には、いったんオークランドに寄らないといけない。もしかしたらまた来るかもしれないと彼女に言ってパブを出た。