ということで、いろいろとジェニーに気をつかってもらっているのだが、こうした彼女の配慮は、実は、彼女に会った当初、意地の悪い私が「イラク戦争をしている合州国のロサンゼルスには、できれば来たくなかったんだよね」と、ジェニーに言った私のLAに対する評価に対して、それを撤回させようという気持ちが大きく働いているのかもしれない。
今回は、居候させてもらっているジェニーの家族と一緒に、ハモーサのクレープ屋に朝食を食べに行くことになった。
実は、このクレープ屋は、昨日の散歩の際に、見かけて、気になって入ろうかなと思っていたところだ。 ジェニーの話によると、ここのクレープは四角い形をしていて、ちょっと厚めで、デザートとしてではなく食事としてとるようだ。デザート用クレープは別にあって、これが日本でいうところのクレープに近い。
フランス系だからなのか、ぬる目のモカコーヒーと一緒に、オムレツをいただいた。
さらにデザート用クレープは、ブランデーを燃やして、運ばれてきた。
この店は人気があるようで、客が途切れることはなかった。