昼食に例のテラパ(Te Rapa)近くの魚屋で買ったスシを食べたのだが、海老以外は、みな巻物だった。巻物の具は、焼き鳥、サーモンとアボカドのカリフォルニア巻き、スモークサーモン、焼きほたて、蟹すりみなどだった。
味は、寿司としては酢が利いていない。だから、醤油をたっぷりつけたほうが美味しい。ただ、甘ショウガと、わさびの質はいい。これで、5.95ドル(417円)くらいだから、ニュージーランドではちょいと高いが、日本の値段から比べたら安いといえるだろう。
また例の魚屋で買い求めた海老は、尾っぽもワタも取ってあって、そのまま調理できるようになっている。これが1キロで39.95ドル(約2797円)だ。
この海老はうまい。まさに、ぷりぷりだ。この海老は、ニンニクやショウガを切り刻んだチリソースで食べるべきだ。10尾くらい(162g)で、6.47ドル(453円)。
マグロは、1キロで26.95ドル。168gで、4.53ドル(318円)。生牡蠣は、半ダース、6個で5ドル(約350円)だった。ニュージーランドで生牡蠣といえば、なんといっても、南島南端のブラフ(Bluff)が有名だ。ブラフは、いつか訪ねてみたいと思っている。
魚屋のキロあたりの値段を紹介する。伊勢海老などは、一般の相場より安そうだ。
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- 伊勢海老 57.00ドル(3990円)
- 海老 39.95ドル(2797円)
- まぐろ 26.95ドル(1887円)
昨日は生魚が手に入ったので、冷やご飯が冷蔵庫にあるけれど、ご飯を炊いてみた。
レモンはないのだけれど、塩水で洗った生牡蠣半ダース。プローンを冷凍野菜と一緒にガーリックバターで炒めたもの。マグロの刺身と、日本橋は山本山の焼き海苔。そしてオーストラリア米と、完璧な日本食となった。
ちょいときどったのが、日本酒でなしに、冷やしたホークスベイの白ワインのソビニョンブラン。この方が食はすすむ。最後は、梅干まで出してしまった。
やはり、生まれたときから育てられた味というものは、離れられないものなのですね。
ステーキもえらいけど、テラパ近くの魚屋もえらい。ニュージーランドは、御用聞きも配達もなさそうだけど、行き方はわかったから、ここは贔屓(ひいき)にしますよ。