No Nukes

「処理汚染水 海へ放出案」

福島第一原発の汚染水問題で、「東電と政府は7日、放射性物質を含む地下水を浄化処理して海に流す計画を地元漁協に説明した」と朝日新聞が報じている。 漁協からは、「新たな計画の必要性と安全性について説明不足だ。新たな風評被害を生む」と「反発が相次…

「どんな状況でも核兵器にノーを」(吉永小百合)

原爆詩の朗読を続ける俳優の吉永小百合さんの朝日新聞のインタビューを読んだ。 吉永小百合さんは、「核兵器廃絶」と「核の傘」について、次のように語っている。 どういう形にせよ、核の傘に入っているにせよ、あれだけひどい広島、長崎の原爆被害があった…

「大飯再稼働認めず」

「福島事故後 初の判決」「コスト論より人格権優先」と、大飯原発訴訟の判決要旨を朝日新聞が伝えている。 結論は、「原告らのうち大飯原発から250キロ圏内に居住する者は、本件原発の運転で直接的に人格権が侵害される具体的な危険があり、請求を認めるべき…

岡本太郎の「今日の芸術」を読んだ

「青春ピカソ (新潮文庫)」をある美術館でたまたま手にして、岡本太郎の面白さに目覚め、「今日の芸術―時代を創造するものは誰か (光文社知恵の森文庫)」を読んでみた。 見出しから少しひろってみると、見出しだけでも興味が尽きない。 「アヴァンギャルドと…

アルバム”No Nukes”(1979)のRobert Christgau評

私が英語教師なりたての1979年にAsylumから”No Nukes”という3枚のレコード(vinyl)が出された。DVDはもちろんCDもインターネットもない頃の話である。 この3枚の輸入盤は、1979年4月のスリーマイル島の原発事故から、Jackson BrowneやGraham NashがMUSE(Music…

第五福竜丸展示館をはじめて訪れた

3・1ビキニデーに焼津を訪れ、久保山愛吉さんの墓前に献花をしたことはあったのだが、前から一度訪れようと思っていた東京・夢の島にある第五福竜丸*1をはじめて訪れる機会を得た。 展示館の展示資料を見て、ゴミに埋もれていた焼津港のマグロ漁船・第五福…

はたして原発は安全か

はたして原発は安全か。今回の事故は世界でも大きなニュースになっている。 以下はasahiからの引用。 地震の柏崎刈羽原発問題 欧米原発国でも論議 2007年07月19日09時23分 新潟県中越沖地震の影響で、東京電力柏崎刈羽原発で放射能を含んだ水が海に流れ込ん…

新藤兼人監督の映画「第五福竜丸」を観た

ビキニの水爆実験で放射能汚染された第五福竜丸の悲劇*1を、ドキュメンタリー風に撮った力作。今回初めて観たが、「第五福竜丸 [DVD]」は素晴らしい映画だ。 原水爆という万物絶滅(オムニサイド、Omnicide)を可能にする恐ろしい兵器というよりは装置体系の…

「ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸」を読んだ

ベン・シャーンの絵、アーサー・ビナード氏による構成・文の「ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸 [ ベン・シャーン ]」を入手して読んだ。 この本は、もちろん第五福竜丸の水爆による被災事件を扱っている。 ベン・シャーンの絵が印象的な絵本だが、と…

2008年より横須賀に原子力空母の配備

2008年より原子力空母の横須賀母港配備が、新聞で報じられている。 http://news.goo.ne.jp/news/asahi/seiji/20051028/K2005102800950.html?C=S 横須賀市長は外務省に配備撤回を述べたが、国の政策ということで、政府は撤回に応じる考えはないという。けれど…

日本の原発は大丈夫なのか

ところで、新潟県といえば、心配なのが、原発である。 インターネットで少し調べてみた。 地震発生前のこれは20日のことらしいが、「東京電力は、調整運転中の柏崎刈羽原発6号機で20日、原子炉の中性子分布測定装置を原子炉格納容器に出し入れするための…

「核時代 Ⅰ 思想と展望」芝田進午(1987)と「核時代 Ⅱ 文化と芸術」芝田進午(1987)を購入した

核時代Ⅰ思想と展望 (1987) 核時代Ⅱ文化と芸術 (1987) 「核時代 Ⅰ 思想と展望」芝田進午(1987)と「核時代 Ⅱ 文化と芸術」芝田進午(1987) を友好堂書店にて購入した。 あわせて、「梅棹忠夫の京都案内」(1987)とおなじく梅棹忠夫の「日本三都論」(1987)も購入…

「現代の課題Ⅰ 核兵器廃絶のために」芝田進午(1978)を再読した

「現代の課題Ⅰ 核兵器廃絶のために」芝田進午(1978) 「現代の課題Ⅰ 核兵器廃絶のために」芝田進午(1978)を再読した。

Helen Caldicott 博士の "Nuclear Madness"(1978)などが気軽に読めるようになりたい

"Nuclear Madness" Helen Caldicott (1978) この夏から研修でアメリカ合州国に滞在する予定なので、昨日、各都道府県のパスポート窓口に依頼していたパスポートをとりに出かけた。 いまPaul Simon のテープを聴いているが、気もち身近な感じがする。 もっと…