2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

韓国民族村を訪れる

ソウル中心部から、ソウルの郊外にある韓国民族村にツアーで出かける。 当初、半官半民でつくられたこの施設は、韓国全土から、昔の農家の民家などの建造物の部分を集めて、一昔前の韓国での暮らしを再現した民族村のようだ。 民族村の中では、昔の農家や両…

朝食は、韓国式朝定食を食べる

朝は、韓国式朝定食。 韓国旅行の楽しみのひとつは食事であるが、礼儀作法がわからないのが困りものだ。 韓国では、金属製のおさじとはしを使う。基本的に箸は取り箸で、ご飯もおさじで食べると聞いていた。ご飯の容器も金属製で、器はテーブルに置いて、容…

夕食は、骨付きカルビを食べる

夕食は、骨付きカルビを食べに行く。 この食堂のビールは中ビンで5000ウォンだ。おそらくこれは観光客相手の値段だろう*1。 焼いている肉をお姉さんがはさみで切ってくれるのが韓国風だ。 夕食を終えて、河南のホテルにチェックインをして、ソウルでの初日が…

南大門市場に出かける

宗廟見物のあと、南大門市場(ナンデムンシジャン)に出かける。 南大門市場は、韓国で一番大きくて古い市場である。 南大門市場では、日本語による呼び込みがすごい。 売る側はかなり日本語が上手で、日本語がビジネス言語になっている様子がうかがえる。 …

世界遺産の宗廟を訪れる

まず、ソウル五大故宮のひとつ、宗廟(ジョンミョ)を訪れる。 暑い日差しの中、世界遺産の宗廟の外は、木陰に人が集まり、結構な喧騒である。 宗廟は、1995年に世界遺産に登録された。1395年に建てられたが、16世紀の倭乱で焼失。韓国の歴史的建造物は、豊…

初めて韓国はソウルを訪れる

今回の旅は、いわゆる観光パック旅行である。私が使える韓国語は、アンニョンハセヨとカムサハンムニダだけだが、今回の旅はおそらくこれも必要ないだろう。 成田からインチョン国際空港まで、約2時間。インチョン国際空港から旅行業者の迎えのバスでソウル…

むかし朝鮮語を習おうとしたことがあった

夏休みということで、パートナーと一緒に成田からインチョン国際空港をめざし、初めてソウルを訪れることにした。 私にとって韓国は、近くて実に遠い国。いつか訪れよう訪れようと長年思っていたが、なかなか訪れる機会をつくることができないでいた。 私の…

靖国神社問題の論議を望む声が高まる

自民党総裁選で靖国問題を論議すべきという声が自民党都道府県連幹部47人の間でも高まっていると朝日新聞が報じている。 この春に靖国参拝をしていた安倍官房長官の、「参拝する(した)、しないは明らかにしない」という姿勢を評価する幹部は、朝日の調査に…

全ての岐阜県民と全ての納税者は、怒れ

それにしても、各メディアの動きが鈍いとの印象をもつのは私だけだろうか。こうした異常が普通で驚くに値しないのだろうか。 「どこでもやっていること」といった訳知り顔で、こんなひどい不正・腐敗を見過ごすことはけっしてできないはずだ。 こうした裏金…

岐阜県の組織的公金横領には、呆れてものが言えない

90年代中ごろに、北海道をはじめ、20以上もの都道府県で不正経理が公表され、「裏金づくり」体質は1990年代後半には正常化されているはずであったはずなのに、7月の県議会一般質問により、岐阜県庁での組織的な「裏金作り」が明らかになった。 その額がもの…

経済格差が広がっている

「広がる格差」という見出しで今日の朝日新聞の夕刊が、20代で年収150万未満の人が増加し20%にも上っていることが労働経済白書でわかったと報じている。一方、500万以上の層も増えて、経済格差が広がっていることを裏づけた。 最近の新聞報道でも、派遣労働…

核兵器廃絶が広島の声であり、世界の声

‘Stop ignoring our plea,’ Hiroshima tells world leaders(「広島が世界のリーダーたちに訴える『私たちの懇願を無視しないで欲しい』」)という見出しで、The Asahi Shimbunが広島を伝えている。今年で61年目を迎えたが、核兵器廃絶の世界世論の声は世界…

ユッスー・ンドゥールのコンサートに行ってきた

アルバムNothing’s in Vainから軽快なC'est L'amour。名曲Li Ma Weesu(私の過去)。 ダンサーのムッサ・ソンコ(Moussa Sonko)もステージに乱入して盛り上げる。 若者への期待をテーマにした、なんといっても素晴らしいMy Hope Is In You。 アルバムSetから…

ユッスー・ンドゥールが今日・明日と昭和女子大学人見記念講堂で演奏する

初めてユッスー=ンドゥールのコンサートを観たのは、東京は五反田のゆうぽうとだったように記憶している。ワールドミュージックというコトバでユッスーの音楽が紹介されていた頃のことだ。ゆうぽうとのユッスー・ンドゥールのコンサートを観て、ユッスー=ン…

社会教育・教育現場には専門家を配置すべきであり、スタッフは優れた専門家集団でなければならない

今回の事故現場スタッフが一番知らなければならなかったことは、流れるプールでの排水口や吸水口が「悪魔の穴」であるという認識だ*1。一番大切な、その認識が欠如していたことから教訓を学ぶべきである。そうした認識が欠如していたから、せっかく柵がはず…

現場に適切な体制をつくるのことは行政の仕事である

高校生アルバイトのことは多少論議を呼ぶかもしれないが、私から言わせれば、むしろそうした「素人」スタッフの体制をつくった会社の責任と、それを放置した行政の責任を、やはり問題にしなければならないということである。すでに述べたように吸水口に対す…

今回の事故の根本原因、二重の柵にしなかった行政の責任が問われるべきだ

私が言いたいことは、こうした高校生監視員の一人ひとりの責任を問うということではない*1。そうではなくて、今日の朝日の夕刊によれば、ふじみ野市が「文部科学省が7年前から、吸水口のふたの設置の確認やネジ、ボルトでの固定などを文書で求めていたにも…

プール事故が起こった現場の続報によれば

流れるプールでの痛ましい死亡事故についての続報で、「監視員、高校生が大半」という記事が朝日新聞夕刊に載っていて、「当時プールにいたアルバイトの監視員13人のうち11人が高校生で、大半は吸水口の危険性を認識していなかったことが埼玉県警の調べでわ…

新自由主義的な風潮が強まっていることと今回の事故は関連するのか

今回、現場にスタッフがいたにもかかわらず、取り返しのつかない重大事故が起こってしまったのだが、言うまでもなく、現場のスタッフの中には、誰一人として今回のような死亡事故を望むものがいたはずがない。現場に立ち会った方たちは、悔やんでも悔やみき…

現場にスタッフがいたにもかかわらず事故が起こったのは何故なのか

まず、事故を起こしたプールの管理体制だが、市から運営・管理を委託されていた会社が、契約書で禁止されている運営・管理の「丸投げ」をして下請け会社にまかせていたことが判明した。 テレビや新聞報道によれば、市営プールであるのに市職員が常駐していな…

現場のスタッフに、プールには吸水口という「悪魔の穴」があるという認識があったのか

埼玉県の市営の流れるプールで小学2年生の女の子が吸い込み口に飲み込まれ亡くなった。この取り返しのつかない痛ましい死亡事故から二日経つが、施設自体の問題ととりわけその管理体制が問題になっており、今回の事故は人災であるという見方が強まっている。…

子どもを守るために、安全性を向上させる環境が整えられているのか

昨日31日、埼玉県ふじみ野市の市営プールで、小学生2年生の女の子が流れるプールの吸水口に飲み込まれ、死亡するという痛ましい事故が起こった。 今日のテレビ報道によれば、死因は水死ではなく脳幹損傷で即死だったという。 市営プールで水遊びを楽しんでい…

正規雇用の熟練労働者が未然に事故を防ぎ安全性の向上に役立っていることが案外に多い

現在の私の心配のひとつは、予算削減のために民間でできることは民間でという新自由主義的な風潮が強まる中で、現場の声が軽視ないし無視され、外部委託がすすみ、人災が今後さらに増えやしないかという心配である。 事故が起こらなければ世間から評価もされ…