2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧
お昼は、サンドイッチをつくることにした。これまで何回か書いてきたことだけれど、私がニュージーランドの昼飯のサンドイッチで学んだことは二つある。 一つは、パンには必ずマーガリン(マージ)かバターを塗ること。 キーウィーにとって、こうしたものを…
夏の日差しを感じながら戸外のテーブルで読書をしつつ、そんなことを考えていたら、私のホームステイ先のアレックスとジョニの次女にあたるジョニとトムが、見たことのないトヨタの赤いスターレットに乗って遊びに来た。もちろんこれは中古だが、新しく車を…
西洋文明との接触は、オランダ、そしてフランスとイギリスとの競争など、ヨーロッパ諸国間の矛盾はありながらも、結局は英米のもつ圧倒的経済力と軍事力、そしてキリスト教という神学上のイデオロギーと、司法・行政・立法上の社会制度の導入、そしてそれら…
これは前にも書いたことだけれど、日曜日のテレビ番組で私が好きな番組は、朝8時から1チャンネルでやっているタンガタ・パシフィカ(Tangata Pacifica)と、それに続いて8時30分から放送しているアジア・ダウンアンダー(Asia Down Under)である。これは私がポ…
ところで、昨日のことだが、スプリンクラーで水を出しっ放しにしているので、水道料金が大変でしょうと私が言うと、奇数の日だから大丈夫とアレックスが言った。「奇数の日だから大丈夫」なんて、初めて聞いたから、なぜと質問をしてみたら、こうした訳だっ…
今日は土曜日。 午前中は、昨日に続いて、ヘミと一緒に、フランクトン(Frankton)に出かけてみた。毎週、土曜日は、フランクトンで土曜市をやっているからだ。フランクトンの土曜市は、東京は上野のアメヤ横丁のような雰囲気が少しだけある。 マオリのTシャツ…
レガッタを見ながら、私は、ヘミのお母さんにマオリ語の歴史について、少しだけ聴いてみた。 家庭では、マオリ語で育てられたが、学校では、英語だったと彼女は言った。マオリ語を話すと、鞭で叩かれたものだと続けた。 教師は意地悪で、マオリの子どもたち…
そのヘミが金曜日にワカ・アマ・レガッタに一緒に行こうと誘ってくれたので、今日も彼と一緒にレガッタ見物に行くことにした。 お母さんと、甥っ子や姪っ子の子どもたちが乗っている車で、私のホームステイ宅までヘミが迎えに来てくれた。 ヘミの甥っ子や姪…
そして彼が、彼の孫と一緒に、私をワカ・アマ・レガッタに二日前に連れて行ってくれたのだ。 彼の孫がたまたまドラゴンボールZのバックパックを背負っていたので、私はドラゴンボールZを話題にした。彼の孫は、昼過ぎの3時から放映されているドラゴンボールZ…
初級マオリ語を教えてくれた講師のヘミに会いにワイカト大学(The University of Waikato)に行ったのは、彼にいろいろと教えてもらおうと思ってのことだ。 マオリ語が公用語化されたのが1987年という遅い時期であったけれど、それ以前は、学校教育での英語の…
今テレビでは、メルボルンで開催されているテニス大会で盛り上がっていて、アレックスもジュディも、このオーストラリアオープンに夢中だったが、ハミルトンの隣町であるケンブリッジから少し行ったカラピロ湖(Lake Karapiro)では、「ワカ・アマ・レガッタ」…
基本的人権の中で重要な位置をしめるものは、なんと言っても生存権だろう。生存権が保障されなければ、他の権利の保障は無意味だ。 もちろん労働する権利、労働権も重要だが、労働権を保障するためには、なんといっても教育権が保障されなくてはならない。教…
クローディア=オレンジ(Claudia Orange)氏は、ワイタンギ条約に関わる歴史研究者で、オークランド大学で歴史を教えた経験をもっている。彼女は、マオリ問題が日常的話題となる地域・家庭環境に育ち、ワイタンギ審判所や裁判公聴会に関わる議論に一貫して関…
大学図書館からインターネットのグーグル*1で、「ニュージーランドの公用語」というキーワードで検索をしたら、たまたま「ニュージーランドの公用語」(New Zealand's Official Languages)というタイトルの旅行業者のホームページがトップに出てきた。以下掲…
さて今日の夕飯は、ビーフステーキ。 昼飯と同様に、夏なので、外のテーブルで食べることになった。 ステーキは、タラナキ(Taranaki)はオプナキ(Opunake)*1に住む長女のところでしめて、おみやげに持ってきてもらった牛肉だから、アレックスが、冗談めいて、…
大学からホームステイ先には、車で5分くらいしかかからないので、当然、家に帰っても、まだまだ明るい。 車を入れようとすると、アレックスが見知らぬ人と話をしている。玄関先には、パラソルをつけて、何やら、バザーのような雰囲気である。 ニュージーラン…
さすがに長旅で疲れてしまって、今朝は、11時15分まで寝過ごしてしまった。 アレックスとジュディと一緒に、昼食のサンドイッチを外のテーブルで食べてから、久しぶりにワイカト大学(The University of Waikato)の図書館に行ってみた。 マイケル=キング(Mi…
久しぶりに帰ってきたハミルトンは、夏休みということなのだろうか、町中は、やけに車がすいている感じがした。 他の二人の客はとうに降りて、私が最後の客となり、運転手と二人で話をすると、ニュージーランドの今年の夏は、雨が連日のように降って寒かった…
アオテアロア(Aotearoa)とは、マオリ語でニュージーランドのことを指すというのはよく知られている。アオテアロアの意味するところは、Land of the long white cloudである。つまり、「長き白き雲の大地」ということである。 ニュージーランドで、何が一番好…
シドニーから、オークランドに行く便で、隣に座った男性と話をした。 彼は、ロンドン生まれのロンドン育ちで、現在は、シドニーに長年住み、オークランドには妹が住んでいるという。なんでも商用の会議に参加するためにオークランドに行くらしい。 英語圏の…
これはすでに昨夜のことだが、成田空港で、シドニー行きの便を、黒い大型掲示板で確認していたら、私の乗る便はどうやらケアンズ(Cairns)に寄ってから、シドニーに向かうらしい。ようするに、ケアンズ立ち寄りの便だということを私は初めて知った。 カンタス…
ニュージーランドに帰国するにあたって、おみやげ(souvenir)を買ってバックに詰めた。 おみやげを買ったのは、近くのスーパーマーケット。 時間的余裕のない中で、私が購入したものは以下の通りである。 チューブ入りわさび しゃぶしゃぶのタレ 焼肉のタレ …
毎日更新を基本方針としていたブログを、今日までお休みしたのは、個人的事情から急遽日本に帰国していたからである。 このブログを開始してから、ニュージーランドのキリキリロア(ハミルトン)に5ヶ月と少し滞在していたのだが、昨年の12月に、一番早い便…