NZ旅
ハミルトンの博物館前で彼を降ろして、ホストファミリー宅に帰ると、アレックスとジュディはすでにゴルフから帰っていた。 昼食をご馳走になって、私はいよいよコロマンデルに向かった。
私はインプレッサを購入して、その愛車でニュージーランドを回っているので、バス旅行の仕方について全く詳しくはないが、彼はストレイ(Stray)という観光バスネットワークを利用しながらニュージーランドを回っているという。 このストレイや、キーウィーエ…
この会場で川に浮かぶ伝統的なワカの写真を撮影していたら、私と同じようにワカの写真撮影をしている若者がいた。 話しかけてみると、イギリスから来た弁護士だった。 1年間の休暇を取り、6ヶ月中国を旅して、あちこち回って、ニュージーランドに来たという…
ワイカト大学(The University of Waikato)で私がマオリ語を習った講師のヘミがナルワヒア(Ngāruawāhia)のレガッタに行くというので、私も一緒に行くことにした。 毎年3月におこなわれるナルワヒアのレガッタは有名なもので、ハミルトンに着たばかりのときに…
帰りは、ロトルアをまわって遠回りしようと思った私は、33号線では、虹を見たり、その後、土砂降りが何度もあり、フロントガラスから前方がよく見えないような状態に何度もなったが、そのせいか、ロトルアからハミルトンにかけての夕焼けはたとえようもなく…
ということで、北島だけでもカバーしようと、荷造りの合間に、まだ行ったことのないタウランガ(Tauranga)とコロマンデル半島に出かけることにした。昨日の午後、タウランガに出かけた。 タウランガは、マウントマンガヌイが有名だ。マウントマンガヌイは、海…
ロトルアの釣り宿でキーウィの釣りキチ三平君と会って手ほどきを受け、初めて全て一人で準備してレインボーが釣れてしまったので仕方なくハミルトンに帰ったが、そもそも私は東海岸を回ったら、またウエリントンに戻って素晴らしい司書や娘に会い、さらに南…
これはすでに二日前のことだが、北島を4823キロ走破して3月14日にハミルトンに帰ってきた。 2月3日にハミルトンを出発したから、5週間とちょっと旅行していたことになる。 ロトルアからハミルトンは110キロほど離れていて1時間40分ほどのドライブなのだが、…
それと、釣りを楽しむなら、やはり道具をきちんと持つべきだと深く反省した。 ネットや、棍棒などを持参していなければ、トラウトに対して失礼だろう。 その結果が、この美しいレインボーの砂まみれの姿だ。 大喜びできなかったのは、おそらくキャッチアンド…
それは、フライフィッシングは、キープするとすれば、殺生になると遅まきながら私は初めて自覚したからだ。 タラウェラ湖では、自分で作ったフライで自分のキャスティングで釣り上げたとはいえ、フライを選んだのもフライををつけてもらったのも師匠にやって…
昨日の朝は早起きをした。 6時ごろ、フィッシングロッジで一人で起きたのだが、釣り宿の女主人は車で出かけた。彼女の娘さんも出かけるということで、今日は釣り宿の客である私がロッジの鍵を閉めて帰ることになっている。 今の季節、6時では、まだ暗い。 7…
さて、釣り客は皆帰ってしまった。 夕方釣りに行ったが、魚影は感じながら釣れなかった。 もう一回のキャスト、もう一回のキャストとねばったが、卵が好みのでかいトラウトに6パウンドのラインで数回もぎ取られてしまった。 次回があるということで、私は釣…
残念ながら私は一匹も釣れなかったが、ニコラスと釣りができて貴重な勉強になった。 リリースしたのを除けば、ニコラスは、二日間で5匹の鱒を釣った。 一匹くれると私に言ってくれたが、旅行中なので私は丁寧に断った。 5匹の魚の腸をさばいているニコラスは…
「もしかして、ニコラス、君は将来フライフィッシングのガイドになりたいのかな」と聞くと、やはり彼の夢は、フライフィッシングのガイドになることだという。 すでに書いたように、フライフィッシングのガイドは、結構お金になる。 12歳の弟は、フライフィ…
実は、彼はフライフィッシングのジュニアのチャンピオンだった。 にもかかわらずというか、だからというべきか、初心者の私にとても親切に教えてくれた。 湖と違って渓流でのフライフィッシングは、地形的条件が様々だ。たとえば木々が邪魔になって、初心者…
川に着くと、代わりの靴はあるかとニコラスが私に聞くので、なんでかと思ったら、一緒に川に入って、川を上っていくからであった。 これは、私もフライフィッシングのワークショップの際に経験済みだ。 ニコラスはウェーダーを着ているのに、私の格好はとい…
実は、昨日の夕方、魚がたくさんいると私に教えてくれた少年に最初に出会った際に、釣りについていろいろと教えてくれるように私はこの少年に頼んでいた。 ニコラスは、朝は、叔父さんと一緒にフライフィッシングに行ったのだが、午前中の11時頃に、一緒に回…
実は私はここに眼をぎらぎらさせて、釣りに来たわけではない。 というのも正直言って、自分だけの力で自立的にフライフィッシングが楽しめるレベルに私はまだ達していないし、ウエーダーや網がなかったりと、道具も十分でないからだ。 何度も来たロトルアに…
どれくらいの割合で、フライフィッシングをしている若い人たちはいるのか、聞いてみたら、彼がこれまで通っていた学校の生徒人数でいうと、1500人に1人、100人に1人ということだった。つまり、彼以外には、フライフィッシングをしている奴がいないということ…
今日は土曜日だから、釣り客が多いかと思ったら、15歳の青年と、ビル(仮名)という男性だけが泊まり客だった。 この釣り宿の施設は、食事をつくったり食べたりできて、そしてくつろげる大きな部屋がまずあり、そこにバンクベッドよりは数段ましな上下のベッ…
東海岸を車でまわってみると、これから向かうロトルアがいかに大都市であり、一大観光都市であるかということがわかる。 ファカターニからロトルアに向かう途中、フライフィッシングで回ったロトイチ湖などがある。まだ寄ったことのなヘルゲイト(Hell Gate)…
ということで、ルアトキ(Ruatoki)を訪れた*1。 あいにく土曜日だったので、学校は休みだった。休みでなければ、直接訪問して話を聞こうと思ったのに、残念だ。 ルアトキ(Ruatoki)では、馬に乗っている子どもが多い*2。 道路に、「ここから先が盗まれた土地だ…
博物館でたまたまやっていたフィオナ=クラーク(Fiona Clark)の写真展は、異性の格好をするトランスベスタイズをモチーフにした写真展で、70年代に、物議をかもし出し、オークランドで展示が中止になったものらしい。今や隔世の感がある。 このファカターニ…
ファカターニは、少しお洒落な感覚のある町だ。 もっとも、今まで人里離れた東海岸を車でまわって、あっても数軒しか店がないような町ばかりだったから、そう見えるのかもしれないけれど、ファカターニがニュージーランドにしては少しお洒落な町であることに…
私は、東海岸の東の岬から、いっきょにファカターニ(Whakatane)まで行くことにした。 ファカターニのホリデイパークは、ゲートの開閉があり、15ドル出すと白いカードをくれて、そのカードを入口で照合すると開くシステムになっていた。この15ドルは帰る際に…
テ・アラロアから、東へ行くと、東の岬(East Cape)にたどり着く。 北のレインガ岬はすでに行ったし、北島の南、ウエリントンも行ったので、東の岬を訪ねることにした。 舗装のされていない道路がところどころ続くが、雨が降ってきたので、地面が濡れて、埃が…
いったん葬式が終わったような感じになったが、ホンギの挨拶が続いていたけれど、私が探している女性となんとか話をすることができた。実は、もう一人、探している男性がいたのだが、その男性は病気でロトルアで静養しているという。 けれども葬式は終わった…
ヒックスベイのマラエに行ってみると、やはりお葬式だった。たくさんの車とたくさんのマオリが集まっている。 近くのマオリに聞くと、お葬式中はさすがに、途中で割り込んで挨拶などできないという。 まずいところに来てしまったけれど、葬式が終わるまで待…
ガソリンスタンドで尋ねるべき人を聞いてマラエへ行くが、あいにくマラエはしまっていた。 近所のマオリに聞くと、いつもはマオリ語の勉強をしている時間なのにと教えてくれた。おそらく、遠足か何かに行っているのか、もしかしたら、ヒックスベイ(Hicks Bay…
これもすでに昨日のことだが、テ・アラロア近くの8ドルのホリデイパークで、朝日を眺めた。 朝食の際には、イギリスのカップルといろいろと話をした。 私の一つの質問は、イギリス人は自分の足を見せることに羞恥心を覚えるという話をどこかで聞いたことがあ…