2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧
パエカカリキのホリデイパークでたまたま知り合いになった大型キャンピングトラックの住人・ジェフが、第二次世界大戦中に日本軍の捕虜が収容されていたキャンプ跡地が自分の生まれたところ近くのフェザーストン(Featherston)の町にあったはずだという話を、…
ワイカト大学(The University of Waikato)出身のこのマオリのライブラリアンに、マオリ語の歴史をはじめとして、マオリ語研究だったら、どの大学がいいのかと最後に質問したところ、「学部によって違うが、まずはワイカト大学(The University of Waikato)…
合州国における黒人の意味論的な闘いを私は思い出していた。 1960年代の合州国における黒人の公民権運動が日本の英語教育の教材になることは今日普通のことになっている。 公民権運動については、ウーピー=ゴールドバーグの「ロング ウォーク ホーム [VHS]…
マオリにとって英語は、仕事を得るための必要手段である。 ワイカト大学(The University of Waikato)で私がマオリ語を一緒に学んだマオリのクラスメートのように英語だけしか話せない、また英語しか話さないマオリも少なくない。 マオリの生き方として、片…
現在、ニュージーランドのマオリは、例外なく英語を話すという認識が一般的である。 これは、マオリのイギリス語化は、他ならぬ学校ですすめられた経緯があるからだ。 より正確に言えば、学校でマオリ語を話したら、教師に罰せられたのだ。こうした有形・無…
ワイタンギ・デーにワイタンギで私が考えた「アオテアロアとニュージーランド」という基本概念についても、聞いてみた。 つまり、先住民であるマオリ、そのマオリのクペの妻がアオテアロアと呼んだ土地を、ヨーロッパ系白人であるオランダがノヴァ・ゼランド…
「多民族国家として、ニュージーランドという国をどうとらえるべきか」と私が質問した際に、ニュージーランドは「二つの民族の国」(A Nation of Two Nations)であると彼は答えた。「二重文化の統治」(“Bi-cultural Governance”)であると。 A Nation of Two N…
まず、パケハという名称について質問をしてみた。 パケハとは、一般にヨーロッパ系白人のことを指して言うのだが、これは全部ではないのだけれど、パケハという名称をとても嫌う白人がいる。 たとえばマイケル=キングなど、私が買って読んでいる一般的歴史…
ワイカト大学(The University of Waikato)で学んだという国立図書館の若いマオリの男性ライブラリアンに会うのは、今日で3回目になる。 これまでは、30分程度くらいしか話ができなかったが、今日は1時間半ほど、いろいろと質問をすることができて、私なりに…
実は今晩の夕食は、ホリデイパークで、たまたまコトバを交わしたキーウィに夕食を招待されていた。娘が同伴でもよいかと聞いていて、歓迎しますということだったので、娘と一緒に5時前にウエリントンを出てパエカカリキに向かった。 5時10分ごろは、ウエリン…
車の再登録を済ませ、国立図書館へと私は向かった。 この前は30分くらいしか時間が取れなかったのだが、今日も出かけるのが遅かったり、車の登録料を支払ったりで、30分くらいしか時間が取れない。 国立図書館のライブラリアンにマオリ語の歴史に関する私の…
パエカカリキから、娘を乗せて車でウエリントンまで行き、ウエリントン市内の駐車場に車をとめて、駐車場近くのフードコートで娘と夕方4時に待ち合わせをして、私は郵便局に向かった。 郵便局に向かったのは、車の登録がこの2月22日で切れるため、再登録料を…
昨日スーパーで買った残り物で、朝飯を済ませ、さらに昼飯用にサンドイッチをつくり、いつものように魔法瓶に紅茶を私は詰めた。
12ドルのシャルドネの白ワイン。生のマッスル。皮も骨も取ってある生のサーモン。ローストビーフにポテトサラダとサラダ菜。それにゴマつきのパン。 ついでに、宿泊者共有の冷蔵庫から、私が置いておいたマーガリンと残り物のスモークチキンを持ってきた。 …
ウエリントンにあるスーパーマーケットのニューワールドは、惣菜がかなり充実している。 今夜の夕食は、波止場近くのシーフードレストランで食べようとも考えたが、ここはキーウィらしく慎ましくして、1本シャルドネをおごって、スーパーで買ったものをテン…
キーウィが誇る博物館・テパパを訪れるのは、私は今回で2回目だが、娘は始めてである。 ポリネシアの展示があったので、近くにいたライブラリアンに聞いてみたら、このライブラリアンはインド人のライブラリアンだった。 娘さんがビクトリア大学の大学院生で…
ビクトリア大学の近くのウィリス通り(Willis st.)の日曜だけにやる市場に行ってみた。 ここはとにかく野菜と果物が安い。ここで野菜や果物を買ったら、おそらくスーパーマーケットで買い物をしたくなくなるだろう。 この野外市には魚屋もあったので、冷やか…
駐車場に車をとめて、ウエリントンの街を娘と一緒に歩く。 私はスイスアーミーナイフ*1を愛用しているのだが、娘にも一つ買ってあげようということになり、ひとつのアウトドアショップに入った。 いくつかバリエーションがあるのだが、基本的な奴を注文して…
私の娘は、ここウエリントンのビクトリア大学で1年間大学生活を送ることになる。 学ぶ科目は、女性学(ジェンダースタディズ)だ。 今はいわゆるオリエンテーション期間にあたるのだが、日曜日と月曜日は時間的に都合がつくというので、大学近くの娘のいる寮…
例のワイタンギ・デーに娘と私はワイタンギに出かけていたのだが、たったの数行に過ぎないけれど、娘のインタビューがオークランド発行の新聞に載っていた。
今日は土曜日。 昨日の金曜日に、ナショナルライブラリーの例のライブラリアンに市営図書館(City Council City Library)の存在を教えてもらっていた。 この市営図書館は、金曜日の夜もやっている。土曜日も日曜日もやっている。私のラップトップのコンピュー…
首都ウエリントンには、重要な諸機関があると先ほど書いたが、ナショナルライブラリもそのひとつである。 ナショナルライブラリというと、日本でいえば国立国会図書館にあたるのだろう。 このナショナルライブラリの近くには、例のビーハイブ*1と呼ばれる日…
首都ウエリントンには重要な諸機関がある。 ワイタンギ審判所(Waitangi Tribunal)もそのひとつである。 もとは、マオリ語委員会の対面にあったようだが、今は場所を移していた。 受付のマオリにいろいろと話を聞いてみると、今は無料でこの報告書を渡してい…
こうして道を尋ねながら、マオリ語委員会(Māori Language Commission)を訪れた。 受付のマオリ女性と楽しく会話をして、担当のマオリ女性を紹介してくれた。 このマオリ女性は、政策立案者のスタッフの一人で、知的で、ちょっぴりクールな感じのする女性だっ…
地図を持って立ち尽くしていると、「道に迷ったんでしょう」と言ってくれる市民がウエリントンでは少なくない。 ウエリントンという街は、傾斜地にたっているから、慣れていない旅人にとって、道はわかりづらい。車の運転も一方通行が多いから、他の街よりも…
「そもそもは日本から来たのですが、今は一時的にハミルトンに住んでいるんですけど」と私が英語で話しかけると、私もそうですと、ウエリントンのアイサイト*1(I-Site)の職員が答えてくれた。 ウエリントンは、英語とマオリ語で標示を表示するという雰囲気が…
このパエカカリキ(Paekakariki)のホリデイパークは、ウエリントンから大体45キロほど離れているが、町を通るときは50キロだが、途中ウエリントンを抜けた際に80キロのところもあるけれど、大体100キロであるから、CD1枚も聞かないうちに着いてしまう距離だ。…
ウエリントンはなかなかいい街だ。 第一に、ウエリントンは歩ける街であることがいい。ニュージーランドでは、歩いて楽しい街というのは、結構めずらしいという印象がある。 ハミルトンは歩けるけれども、街としては、それほど歩いて楽しいわけではない。ハ…
8日の夜にウエリントンに着いた私はウエリントンのバックパッカーズモーテルにころがりこんだのだが、夏の今はシーズンだから、バックパッカー用の施設のくせに結構な値段を取る。 バンクベッドなら、28ドルほどだが、若いバックパッカーとの共同の部屋にな…
このテパパの白人のライブラリアンと話をしてみた。 主にマオリ語の歴史に関する自分の興味を私がいろいろと話すと、まず訪れるべきは、マオリ語の発展に寄与するための委員会(Language Commission)ということで、このウェブサイトを紹介してもらう。無料で…