2013-01-01から1年間の記事一覧

「情報隠し」反対1万人=秘密保護法案「希代の悪法」−撤回求め集会・東京(時事.com)

以下、時事.comから。 「情報隠し」反対1万人=秘密保護法案「希代の悪法」−撤回求め集会・東京 政府・与党が臨時国会で成立を目指す特定秘密保護法案に反対する大規模な集会が21日、東京都内で開かれた。主催者発表で1万人が参加。会場に入り切れない人…

<秘密保護法案>「ツワネ原則」策定の米財団「深い憂慮」(毎日新聞)

以下、毎日新聞 12月6日(金)20時47分配信から。 情報公開と国家機密のバランスをとるための国際的な指針として注目されている「国家安全保障と情報への権利に関する国際原則」(ツワネ原則)の策定を主導した米国の「オープンソサエティー財団」が5日、特定…

「情報統制 被害者は子ども」「知る権利は人間が自分の頭で考える権利」(太田堯)

朝日新聞の「特定秘密保護法案」に対する「異議あり」のシリーズ。 今朝の一面に、教育学者(教育研究者)の太田堯さんの「異議あり」が掲載されていた。 以下、紹介したい。 私は95歳。戦前の治安維持法の時代を生きてきました。 社会が戦争に徐々に引きず…

ネルソン・マンデラ氏、死去

南アフリカ共和国における反アパルトヘイトの元指導者、ネルソン・マンデラ元大統領が5日(日本時間6日)、ヨハネスブルグの自宅で亡くなった。 27年間の獄中生活を経て大統領となり、ノーベル平和賞を受賞した。マンデラ氏は、憎しみより和解を説いた。

<秘密保護法>参院委を強行突破、野党動議で抵抗(毎日新聞)

毎日新聞は次のように報じた。 どうやら審議の途中で強硬採決したようだ。 自民、公明両党は5日の参院国家安全保障特別委員会で、国家機密の漏えいに厳罰を科す特定秘密保護法案の採決を強行し、与党の賛成多数で可決した。これに続き、与党は5日夜の参院…

「秘密が拡大すれば、国民の不利益になる」(吉野文六)

沖縄「密約」の存在を認めた元外務省アメリカ局長の吉野文六さん(95)は、横浜市の自宅で次のように語ったと朝日新聞の夕刊が伝えている。 防衛でも外交でも国益のために国が一時的に機密を持つことは否定しない。ただ、公開を前提とし、国民が秘密を検証で…

特別秘密保護法案、参議院の特別委員会で強硬採決

フジテレビ系(FNN) 12月5日(木)21時11分配信で次のように報道している。 特定秘密保護法案 自民党参院幹部「今夜中の採決はない」 特定秘密保護法案は、5日夕方、参議院の特別委員会で採決が行われ、与党の賛成多数で可決した。 与党は、6日までの会期内で…

「自分の意見を自由に言えない国は元気がなくなる」「いまは明るくて、楽しい喜劇映画がなかなか作られない」(山田洋次)

「特定秘密保護法案に反対する映画人の会」の呼びかけ人で映画監督の山田洋次さんが、朝日新聞のインタビューに応じコメントを寄せている。 この国をいったいどんな国にしたいのですか、と安倍さんに本気でうかがいたい。重苦しい、暗い国、政府の言うことを…

「ドタバタぶり露呈」(毎日新聞)

毎日新聞 12月4日(水)23時33分配信 で、「秘密保護法案」の参院委審議で「ドタバタぶり露呈」と報じた。 以下毎日新聞から。昨日の午前中の参院特別委員会の様子。 <秘密保護法案>ドタバタぶり露呈…参院委審議 参院審議入りから1週間あまり。与党は5日、…

「映画人ら269人「反対」 宮崎駿監督も 吉永さゆりさんも」

今朝の朝日新聞で、「高畑勲監督、降旗康男監督、山田洋次監督ら5氏が呼びかけ人」となり、「特定秘密保護法案に反対する映画人の会」が「3日発足した」と伝えている。 「4日間で264人が賛同し、法案の内容や拙速な国会審議を批判する声明を発表した」。 htt…

「政権のNHK支配」が国民にもたらすもの

今朝の朝日新聞に、メディア研究者の松田浩氏の意見が文化欄に載っていた。 タイトルは、「政権のNHK支配監視を 露骨な人事 情報統制の発想」というもの。 松田氏によれば、「NHKの歴史は、政府・与党による介入の歴史でもある」という。 「さきの経営委員人…

「不気味さ 戦前のよう」(ちば・てつや)

子どもの頃、ちばてつやさんの漫画が好きだった。 特定秘密保護法案を「このまま成立させたら、再び暗い時代がやってくるのではないか」。新聞紙面に「異議あり」の声が続く。 以下は、ちばてつやさんの「異議あり」。 桜や紅葉の美しさを楽しめる時代が終わ…

特定秘密保護法案に反対する学者の会

上記、毎日新聞の報道の続きで、本日の学者の会の動きについて、以下、毎日新聞から。 秘密保護法案:「反対する学者の会」参加2000人超す毎日新聞 2013年12月03日 20時13分(最終更新 12月03日 21時03分) ノーベル賞受賞者ら31人の学者が結成した「特…

特定秘密保護法案に反対する学者の会

ネット上の検索だが、以下、日本経済新聞から。 特定秘密保護法案をめぐり、学者や弁護士、非政府組織(NGO)が3日、東京都内で相次いで記者会見し、反対を表明した。「基本的人権と平和主義を脅かす」「日本が批准している国際人権規約に反している」な…

石破氏再びデモ批判 「民主主義と異なる」

石破氏の「テロ」発言は撤回したとのことだが、デモを批判する姿勢は変えていないという。 以下、2013年12月2日 東京新聞夕刊より。 自民党の石破茂幹事長は二日付の「おわびと訂正」と題したブログで、特定秘密保護法案や原発再稼働に反対する国会周辺など…

「我々はテロリストですか。主権者のはずです」(海渡弁護士)

「特定秘密保護法案阻止」の反対デモについて、石破氏の「単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらないように思われます」という発言が問題になっている。 以下、毎日新聞 12月1日(日)23時46分配信から。 私たちもテロリストですか−−。石破…

「特定秘密保護法案」を特集したTBSの「報道特集」

TBSテレビ報道特集キャスター・金平茂紀氏がかかわっている今晩のTBSの報道特集は、「特定秘密保護法案」についてであった。 あまりテレビは見ないのだが、この番組は時期にかなった大変良い番組であった。 中でも、「原発ホワイトアウト」を書かれた若杉洌…

特定秘密保護法案について学ぶ

特定秘密保護法案について新聞やインターネット上の情報から学んでいる。 アクセス可能なvideonews.comや各種学習会、公開討論なども大変参考になる。 なかでも元毎日新聞記者の西山太吉氏の沖縄密約の話は大変説得力があり、沖縄密約から教訓を深く学ばなけ…

国家安全保障会議(日本版NSC)設置法が27日成立したということだがよくわからない

本日の朝日新聞で、国家安全保障会議(日本版NSC)設置法が27日、参議院で、自民・公明・民主・維新・みんななどの賛成多数で可決・成立したと報じているが、外交・安全保障政策の司令塔として、首相・官房長官・外相・防衛相の「4大臣会合」を設置するという…

ノーベル物理学賞受賞者の益川敏英さんも「異議あり」

ノーベル物理学賞受賞者の益川敏英さんも、99年の茨城県東海村の臨界事故に触れ、「何かを秘密にすることより、みんなの目に触れるようにすることこそ、安全をもたらします」と述べ、「法案は取り下げるべき」と意見表明をされている。 特定秘密保護法案は何…

日本の情報公開、「対話と討論」の水準は大丈夫か

特定秘密保護法案の審議が参議院で始まった。 本日付の朝日新聞で、26日の衆院本会議で、「自民党でただひとり、特定秘密保護法案の採択を棄権した議員」として、村上誠一郎氏のことを紹介している その理由は、「法案には政治家として自信がもてないから」…

国民主権・基本的人権・平和主義のために秘密保護法案は廃案にしなければならない

言うまでもなく、日本の現憲法は国民主権・基本的人権・平和主義を原則にしている。 国民の代表である国会議員は、憲法を順守する立場に立ってもらわなくてはならない。 今回の秘密保護法案は、国民主権・基本的人権・平和主義、そして民主主義の原則から反…

特定秘密保護法案、衆院委で強硬採決

自民・公明は、みんなの党とともに、賛成多数で、本日、午前中に秘密保護法案を強硬採決で可決した*1。 本日午後の衆議院本会議で、時間的にずれ込みながらも、衆議院を、自民・公明、みんなの党の賛成多数で通過した。 国民主権・基本的人権・平和主義とい…

高畑勲監督の「かぐや姫の物語」を観た

高畑勲監督といえば思い出すのが「火垂るの墓」。これは名作だと思う。 「ホーホケキョとなりの山田くん」は観ていない。 今回の「かぐや姫の物語」。実は観る気はなかったのだが、ちょっとしたことがきっかけとなって初日に観た。 かぐや姫を通じて、女性の…

岩波新書「マルコムX」を読んだ

購入しても本棚に置いたままで読まない本というのは、たくさんではないけれど結構ある。 岩波新書の「マルコムX」(2009年)もそうした中の一冊だった。 学生時代に、アレックス・ヘイリーの「マルコムX自伝」の洋書を手にしてから、マルコムXについては随…

安倍首相の"The situation is under control."とは何を言っているのだろうか

今週の参議院予算委員会で、福島第一原発の汚染水の問題が論議になっていた。 モニタリングしていて海の汚染の値は基準値以下であるということで、安倍首相は、"The situation is under control."と言っていた。 だが、これは一体何を言っているのか。 私に…

秘密保護法案が国会に提出

安倍内閣は、25日、特定秘密保護法案を閣議決定し、国会に提出した。 権力の暴走、「知る権利」の侵害、民主主義の空洞化が懸念されている。

東京の「公共交通を24時間化」する未来像は人の幸せにつながるのか

昨日の朝日新聞の夕刊にニューヨークの格差社会の記事が載っていた。 50億円もする不動産を購入する富裕層と配給所に並ぶ貧困層の格差社会のニューヨーク。 24時間働ける金融都市を目標にして、「この街のように公共交通を24時間化する」という。 24時間眠ら…

「合本 挨拶はたいへんだ」を読み終えた

丸谷才一氏の「合本 挨拶はたいへんだ」を読み終えた。 丸谷氏の結婚披露宴での挨拶、告別式での別れの挨拶、授賞式での挨拶と、さまざまな挨拶が収録されているのだが、丸谷才一氏の交遊録にもなっている。 それで感じるのは、自分のこれまでの読書の偏りで…

井上ひさし作「ムサシ」

井上ひさしの「ムサシ」の単行本には、その帯に、「井上ひさしの遺志を伝える最高傑作」とある。 井上ひさしの劇を全部観ているわけではないけれど、俺は比較的観ているほうだろう。 それで、この「最高傑作」という評価に特別異論はない。 死んだ者が生きて…