2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧

パーティ・パーティ・パーティ

ビバリーヒルズの西に住んでいる知人宅でパーティが開かれるというので、みんなで出かけた。 今夜のパーティのホスト役は、ニコラス(仮名)というフランス系アメリカ人である。 メールでだが、彼とはジャック=ブレル(Jacques Brel)の話で、とくに話が盛り…

カリフォルニア科学センターを訪れ、「身体の世界」を見学した

「身体の世界」(The Body Worlds)と題する催し物を見にいかないかとジェニーに誘われて、カリフォルニア科学センターを訪れてみた。 私が今泊まっているホテルはジェニーの家の近くにあり、ロサンゼルス空港に近い郊外にあるのだが、カリフォルニア科学セン…

好きな音楽家の仕事場に一日足を踏み入れることができた

にわかには信じがたいかもしれないけれど、実は、ある音楽家のレコーディングセッションにつき合えるという話が急遽持ち上がって、突然ではあるのだけれど、はるばる私は今回アメリカ合州国まで出かけていくことにしたのだ。 私は音楽関係の仕事をしているわ…

会話を楽しみながら、タイ料理を食べた

ホテルの私の部屋でパソコンの設定をしていたら、ジェニーからの電話で、夕食に外食を誘われた。 LA在住のジェニーとトニー(仮名)、そして、15歳のジュリア(仮名)と11歳のケビン(仮名)、他に、カンザス出身のアメリカ人男性ディック(仮名)とLA在住の…

環境が違うと随分勝手が違う

まず世話になるジェニー(仮名)に電話をしないといけないのだが、アメリカドルを全く持っていないので、ATMを使ってクレジットカードで40ドルほど引き出す。これはむずかしくない。 問題は、どこでテレフォンカードを買えばよいのかがわからない。近くにい…

アメリカ合州国への入国環境

アメリカ合州国への入国は、まず、1981年のUCバークレーでの集中英語講座で半年サンフランシスコに滞在し、あとの3ヶ月はグレイハウンドバスで各都市を訪ねる旅をしたことがある。それから、1992年の西部自動車周遊旅行と、2001年のハワイ島への旅、そして今…

ということで、今日ロサンゼルス入りをした

ニュージーランドはオークランド空港を昨日の夕方7時40分に出発し、12時間ほどの空の旅の缶詰状態でロサンゼルス空港についたから、ほとほと疲れた。 LA在住の知り合いのアメリカ人の携帯電話に電話をして空港まで迎えに来てもらって、数日はマリオットホテ…

突然ですが、アメリカ合州国を再訪します

ニュージーランドでマオリ土地戦争のフィールドワーク中なのだが、ある事情があって、急遽アメリカ合州国を訪れることにした。 英米というイギリス語圏では、どちらかといえば私はアメリカ合州国の方に親しみを感じていた。 数あるイギリス語圏の中で、イン…

「「活動している地域は非戦闘地域」 小泉首相が答弁」

以下、asahi.comから。 小泉首相は10日、民主党の岡田代表との党首討論で、イラク復興支援特措法が定める「非戦闘地域」の定義について、「自衛隊が活動している地域は非戦闘地域だ」との説明を繰り返した。イラク全土に非常事態宣言が出され、米軍などが…

マオリの村落跡・キリキリロアがハミルトンと名づけられる

ハミルトンからナルワヒアまでは、20キロ弱の距離で、いま私が滞在しているハミルトンは、大英帝国の軍隊によって、1864年にキリキリロア(のちのハミルトン)やケンブリッジに砦や建物が作られたのだが、これらはこれらの地にあって、ヨーロッパ的な最初の…

初めてナルワヒアを少し歩いてみた

ナルワヒア(Ngāruawāhia)は、何度も車で通ったことがあるけれど、歩いたのは昨日が初めてだった。ワイカト川とワイパ川の合流地点であるポイントを歩くと、とてもいい気分になれるいいところだった。 ナルワヒアは、もちろん、ワイカトマオリの拠点とも言う…

マオリの聖地・ナルワヒアにある軍艦パイオニアの装甲塔

イギリス軍はランギリリからさらに南下し、1863年12月8日、マオリからなんら干渉されることなく、ナルワヒアにたどり着いた。 今日なおナルワヒアには多くのマオリが住んでいるが、マオリ土地戦争前は、ナルワヒアの上に位置するワイパ渓谷の土地にマオリが…

マオリ土地戦争ゆかりの地を訪ね歩く−その2−

Site 7-Rangiriri*1 ランギリリの闘い*2はすでに紹介したが、流れの関係で再度触れておく。以下の内容も、小冊子’The Waikato War of 1863-64’を参考にして書いている。 1863年11月20日、キャメロン将軍指揮下の部隊が、メレメレからランギリリに向かって行…

ランギリリでお茶にして、一日を振り返る

メレメレから車で15キロほど1号線を南下し、帰りがけにランギリリの戦場跡センターに寄ってみた。 休憩としてお茶を飲んだのだが、センターの所長は中東に出かけていて、あいにく留守だった。 このカフェに飾ってあるウィレム=タミハナの肖像画やキャメロン…

マオリのメレメレ砦

次の目的地は、Site 6 Meremere。メレメレ砦である。 コヘロア高地での敗退以前に、ワイレム=タミハナ(Wiremu Tamehana)*1の指導下で、マオリは塹壕を用いてメレメレを防衛していた。 8月から10月にかけて、軍艦パイオニアと小高い丘にあるメレメレ砦とで砲…

ファンガマリノ砦とマオリのテ テオテオ居住地

Site 5 Whangamarino Redoubt and Te Teoteo’s Paは、なかなか見つけることができず、かなり周辺を走り回ってしまった。 結局、探し回ってみたが、標識を見つけることはできなかった。 再度、小冊子から学んだことを書いてみる。 コヘロア尾根で戦ったマオリ…

マーサーにあるイギリス軍の軍艦パイオニアの装甲塔

ポケノから5キロ南下し、右折してマーサー(Mercer)に入ると、すぐにガソリンスタンドやカフェのある駐車場のついたサービスエリアのような場所がある。 広い駐車場に車をとめて、ここからワイカト川の方に歩いていくと、数分もしないうちに、Site 4-Pioneer …

コヘロア尾根古戦場

次の目的地は、Site 3-Koheroa ridgeだが、現在は農場地として私有地になっているようなので眺めるだけにした。 マオリ土地戦争は、1863年7月から1864年4月にかけて闘われたのだが、1863年7月17日、コヘロア砦の南方の高台にいたマオリに対して、キャメロン…

イギリス軍のエグリントン砦

小冊子が紹介する次の歴史的跡地は、ポケノから3キロ下ったSite 2-Eglinton Redoubtである。 オークランドからなら南下だが、ハミルトンから私は北上して来たから、来た道を戻ることになる。 1863年7月12日に、マンガタフィリ(Mangatawhiri)と呼ばれる小川を…

ポケノにあるイギリス軍の「イギリス女王の砦」

最初の目的地は、Site 1 –Queen’s Redoubt, Pokeno。これは「イギリス女王の砦」とでも訳すのだろう。名前から推測するに、イギリス女王が象徴であり、侵略戦争の「大義」だったわけだ。 ポケノでハイウェイ1号線を降りる。 ハイウェイ1号線を降りて町二入っ…

マオリ土地戦争ゆかりの地を訪ね歩く−その1−

ネビル=リッチー(Neville Ritchie)によって書かれた「1863年−1864年のワイカト戦争−主な出来事と跡地−」(‘The Waikato War of 1863-64 -A guide to the main events and sites-‘)という小冊子をテ アワムツ博物館にて二ヶ月ほど前に買い求めていたのだが、…

イラクで非常事態宣言

NZ

イラクで非常事態宣言が出されたと、毎日新聞が報じている。 この宣言は、近く米軍が大規模な軍事作戦に踏み切ることと関連しているとの見方が強い。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041107-00000078-mai-int イラク情勢について、いくつかの新聞報道…

テ アワムツ博物館

昨日の日曜日はどこにも出かけなかった。 テ アワムツ博物館について、もう少しだけ書く。 テ アワムツ博物館の近くには、「砦通り」(Redoubt Street)と適切に名づけられている通りがあり、第40連隊の砦の跡地には、現在、赤レンガの警察署が建っている。 キ…

今日は日曜日

アレックスもジュディも昨日は二人でゴルフに出かけていたが、日曜の今日は何もしないといって、家庭菜園と庭いじりをしている。 休憩には、スカイTVで、アトランタジョージアで開かれているゴルフトーナメント観戦である。 トップはもう一人同じ成績で三日…

塩茹でのコーンドビーフは、なかなかいける

ジュディは、料理上手で、いろいろなものをつくってくれるから、夕ご飯が楽しみな毎日である。彼女がつくる定番料理のひとつ、コーンドビーフ(corned beef)を紹介しよう。 コーンドビーフの作り方は、グローブなどのハーブを入れて、赤砂糖と酢も少々入れる…

テ アワムツを再び訪れる

2ヶ月ほど前に訪れたテ アワムツ(Te Awamutu)を昨日再訪した。 ハミルトンからテ アワムツまでは、3号線を下って、30キロほどの距離で、町中を抜けて郊外に出ると、例のごとく法定速度が100キロだから、所要時間はそれほどかからない。 テ アワムツの博物館…

マタマタのファース塔を訪れる

マタマタ(Matamata)は、人口8000人ほどの町である。 マタマタのあたりは、典型的な田園風景が続き、サラブレッドの調教と育成で有名なところが少なくない。イギリス風のケンブリッジ(Cambridge)もマタマタも、そうした町だ。 ハミルトンからは、ロトルア方面…

近所で花火があがっているのは何のため

夏の季節の子どもの楽しみとしてしか思っていなかったのだが、最近、近所でやけに花火があがっている。 応用言語学クラスのアジア系のクラスメートからのたまたまの電話で花火が話題になり、なんでも議会を爆破しようとした英雄を讃える意味で花火をあげてい…

クラブなるものに初めて出かけてみた

昨日の夕方4時に、アレックスに初めてクラブなるものに連れて行ってもらった。 このクラブの名前はワーキンメンズクラブ(Working Men’s Club Inc.)というもので、会員は5000人。ハミルトンでは一番大きいクラブだという。 シニアの特典があるらしいが、アレ…

人気ドラマの「冬のソナタ」をインターネットでチェックしてみた

韓国では、長い間、日本語による歌謡曲や文化は厳禁だったから、ずっと文化交流が閉ざされていたけれど、文化から入るというのはいいことだ。 「冬のソナタ」の人気ぶりはものすごいようで、2003年11月にはキネマ旬報から、「冬のソナタで始める韓国語」なん…