Walking
迷いもあったけれど、せっかくここまで来たのである。一番近いベルバードグローブ(Bellbird Grove)のコースをめざして、私は歩き始めることにした。 ブリズベンは暑い。汗だらだらで、車がたまにものすごいスピードで通る舗装道路を歩く。水の量が足りるのか…
フォレストパークのインフォメーションセンターに行ってコースの相談をすると、車で来たのかと聞かれた。いや、バスで来たんだがというと、それは難儀だと言われてしまった。なんでと聞くと、歩けるところまでは車で行かないとウォーキングを楽しめないらし…
朝からインターネットカフェでメールをチェックするが、まだUQの教授からメールが来ない。ラミントン国立公園の担当者からはメールが来ている。ラミントン国立公園から空港に帰るのに、私的なシャトルバスを依頼しないといけないのだが、この値段が非常に高…
クイーンモールのレストランで食事したり、フードコートで食事をしたり、まつりを見ていたりすると、すぐ時間がたってしまう。どこかに遠出しようと思ったが、天気も曇りがちなので止めにして、ホイトリージェント劇場(Hoyt’s Regent Theatre)という歴史のあ…
今日は土曜日。キングジョージ広場では、さまざまな催し物をやっている。子どもに絵を書かせるペンキ落書きコーナー、コンサート、スケボーキッズの技術争いから、でっかいふわふわのスポンジ風船でつくった模型の家の中で子どもをトランポリンのように遊ば…
最近日本でも見られるフードコートが、ブリズベンのデパート内にたくさんある。最低のファーストフード(早食い餌)のハンバーガーから、4ドルから5ドル出すと、寿司からちょっとした中華からエスニックまで幅広い選択ができる。今日の私の昼飯は、インドの…
ブリズベンは暑い。ニュージーランドでは、セーターとジャンパーが離せなかったが、ブリズベンでは半袖で過ごしている。秋だというのに、日本の晩夏である。それほど蒸し暑くはないが、それでも、朝、パレスの「独房」で起きると多少むっとする。朝飯を食べ…
ピアナインはイーグル通り(Eagle st)波止場近くにある。まず、ビールをたのんでゆっくりする。メニューをしっかりとながめて、その後、生牡蠣と白ワインのシャルドネを注文する。このワインはビクトリア州のヤラバレーという有名なワイナリーの奴で一番高め…
宿に戻る。前にも述べたように、今回泊まっているバックパッカーモーテルは、パレスという歴史的な建物で、たくさんの若者が泊まっている。英語を話す連中は、こうして世界をまわっているのだろう。日本の若者も、さらに世界をめざすべきだ。私の部屋はシン…
シティホールの前のキングジョージ広場に着くと、人はまばらだったが、何やら演説があって集会をしている。ビラを配っている人に聞いてみると、イラクへの派兵反対で、アメリカは即時撤退せよという主旨の集会である。階段に立って主張する4人くらいの演説を…
さて、バスやシティキャットもあるが、UQ(クイーンズランド大学)まで歩きで行ってみよう。UQまではダウンタウンから7キロほどの距離がある。ブリズベンの川沿いに道があり、これが歩行者と自転車道路になっている。道路の真ん中から歩行者道路と自転車道路…
気持ちを取り戻して、サウスバンクと呼ばれる向こう岸に向かって歩き始める。キャプテンクックと呼ばれる橋を渡りながら見るブリズベンの空は本当に青い。サウスバンクには人工の砂浜があって、プールまであり、子供たちがたくさん水遊びをしている。まわり…
5時、起床。体内時計がニュージーランドの2時間の時差を覚えているのか。早起きをしてしまう。 パレスには個室が多い。トイレが使えて、シャワーを浴びて、洗濯ができて、充電用の電源があれば、他に何を望むだろうか。ここにはダウンアンダーバー(DOWN UNDE…
少し離れているが、フォーティチュードヴァレーは(Fortitude Valley)をめざして歩き始める。フォーティチュードは、その昔、ブリズベンの一番の繁華街だったことがある。通りを歩いてみると、車が結構忙しそうに走っている。そこに自転車が結構早いスピード…
ブリズベン川の川辺(Riverside)を歩いてみる。ブリズベンの川辺はなかなかよいが、都市化されていることは否めない。高層マンションのような巨大ノッポビルが林立している。なんだか東京の江戸川あたりのような雰囲気もある。 ブリズベンの人口は約160万、オ…
アン通り(Ann st.)、アドレイド通り(Adelaide st.)そしてクイーン通り(Queen st.)のあたりがブリズベンの中心なのだろう。道路は京都や函館のように整然としてはいるが、ブリズベン川が蛇行しているので、いまひとつ整然とはならない。ただ、一方の通りには…
キングジョージ広場の前のアドレイド通りを歩く。ニュージーランドドルはもう使えないので、100ドル下ろそうとATMに向かう。ブリズベンは日差しが強すぎて、ディスプレイがよく読めない。引き出しがうまくいかなかったようなので、クレジットカードだけを確…
スカイタワー近くの観光案内所前で、20分ごとに空港に行くというバスを待つ。ちょうど行ったところだったようで、バスを待っている客はいなかった。身なりのあやしい一人のニュージーランド人男性が近づいてきて、私がどこの国の人間かと聞いてくる。私はで…
空は雨模様になっていた。ニュートン通り(Newton st)からアッパークイーン(Upper Queen)にかけては、インド系の、エスニックというのか、わけのわからん物を集めた店があったり、韓国料理店ばかり並んでいるようなところがあったりして、店構えはそれなりに…
ポンソンビーから少し歩いて、ガイドブックに書いてあるThe Dogs Bollixというアイリッシュパブに入る。昼間のパブは客が全くいない。アン(仮名)というアイリッシュの女性バーマンがいて、他に客が誰もいない昼間のパブで話をした。実は、アイリッシュの音…
昨日はパーネルを歩いたので、今日はポンソンビーを歩くことにしよう。 朝、波止場通り(Quay st.)の波止場でカプチーノを楽しんだ。ちょっと高めで、4ドル、280円。ところで、ニュージーランドの日光は油断大敵である。オセアニアは、お肌の年齢があげてしま…
オークランドには中国人が多く、中華料理が安くてうまそうだ。クイーン通りのアーケードにある、あまり店構えのよくない店にためしに入ってみる。ここは正面に壁もドアもない。開けっ放しである。おばさん二人で料理をつくり、ベトナム人のような顔つきのお…
クイーン通り以外では、多少オークランドの中心からは離れるが、パーネル(Parnell)とポンソンビー(Ponsonby)という通りがオークランドでは有名だ。パーネルまでは歩いて20分ほどだろうか。今日はそのパーネルまで歩いてみよう。 オークランド中心地が銀座な…
オークランドに着いて、早速オークランドのインフォメーションセンターへ行く。オークランドは前に来たことがあるが、街中を実にたくさんの人が歩いている。こんなに人が歩いているのを見るのは、本当に久しぶりのことだ。ここは確かに都会と言えるだろう。…
ワイカト大学(The University of Waikato)からの帰り道、大学近くにあるウェアハウスに寄ってみた。大学まで歩いてみて、この地域に歩いている人は見かけないが、このスーパーには大きな駐車場があり、店に入るとたくさんの客がいる。その大型安売り雑貨店…
朝、モーテルの洗濯場で若い女性旅行者に会う。話しかけてみると、アイルランドのドニゴール出身であった。彼女とアイルランド談議になる。やはりこちらから話しかけてみるものだ。 朝、部屋でのんびりしていたら、ノックがあって部屋の片づけに来たという。…
たくさん歩いたご褒美に、メインストリートのビクトリア通りに戻ってビールでも飲もうとパブに入ると、今日はイースターの日曜日で、酒は一切売らないとバーマンがいう。うかつにも全く知らなかった、イースターの日曜日(Easter Sunday)という習慣を。クリス…
今日は、ハミルトン湖とワイカト川のほとりを合わせて6時間ほど歩いたことになる。なんてことのないミドルタウンとハミルトンを小馬鹿にしていたが、ここには素晴らしい自然が残されている。そもそもハミルトンのリバーサイドの小道は美しいの一言なのに、ダ…
午後は、ワイカト川の岸辺を歩く。ワイカト川と平行しているビクトリア通りという表通りに、川辺の散歩道(Riverside Walk)という案内表示がいくつかある。この標識に沿って進むと、すぐにワイカト川沿いのリバーサイドの道に出る。川沿いの小道に入ると、町…
観光案内所に行って散歩道で楽しいところを聞くと、ハミルトン湖とワイカト川をすすめられた。教わったとおり、午前中は、ハミルトン湖を歩いてみることにする。 ハミルトン湖は町の中心から少しだけ歩いたところにある。マオリ語ではロトロア(Rotoroa)と呼…