マオリ
このマオリテレビで、昨晩9時30分から11時30分まで、マーチン=ルーサー=キングジュニアの映画をやっていた。 公民権運動から、ワシントン大行進、有名な「私には夢がある」の演説、そしてケネディ大統領暗殺からマーチン=ルーサー=キングジュニアが暗殺…
前から書いているように、ニュージーランドのテレビは内容的に真面目なものが多く、最近はチャンネル1とチャンネル10を観ることが多くなった。その昔、アメリカ合州国のサンフランシスコに半年ほど滞在していたときは、イギリス語に慣れるためにクイズ番組…
多少気をよくしてマオリ語のテープ課題を仕上げるために、ラングエッジラボラトリに行く。 本を見ずに、音だけでやれという指示のときもあるのだが、やはり音だけだとむずかしい。先ほどの書き換えができたのは、ああいうパターン認識問題に慣れているだけで…
金曜日は、マオリ語のチュートリアルが毎週11時からあるのだが、ここでドリル練習や口頭発表がおこなわれる時間だ。 今日はドリルで、過去形の練習問題をやった。ある種の書き換え問題なのだが、「主語+目的語+動詞」というパターンと、「動詞+主語+目的…
これはマオリ関係のニュースではないけれど、ブレックファーストという1チャンネルの朝のニュースを見ていたら、アメリカ合州国のニュースで、ネイティブアメリカンの新しい博物館「アメリカインディアン国立博物館」(the National Museum of the American I…
今日のマオリ語の授業は、語彙増強ということで、テキストの33ページと34ページの語彙を学んだ。「洋服」「飲み物」「食べ物」の語彙をやったのだけれど、一度には覚えられない。これまでに何回も出てきた「リンゴ」などは、すぐにāporo*1と出てくるけれど、…
ここ数日間、マオリ語の復習を自分でしてみた。授業が充実していて消化不良気味だから、この復習は自分にとってけっこう貴重な時間となった。 語彙を習得したという場合には、「理解」(understand)と「使用」(use)の段階とがあり、理解できる語彙のことを「…
教室内には、すでに助手のフレッドが来ている。生徒はマオリのジャッキーだけだ。 ジャッキーが「覚えた」と聞いたので、「なんとかね」と答えるが、実はもう言えるのかどうか確信がなくなってきている。 私がスクリプトを取り出してながめていると、「ちょ…
夕ご飯のあとで、集中して課題を覚えようとしたのだけれど、あまりに長くて覚えられない。私が覚えないといけないシナリオは以下のようなものだ。 今日は、フレッド。今日は、みなさん。 これから私の課題についてお話しします。 昨年は、わたしは日本で働い…
チュートリアルの口頭発表が明日予定されている。スピーチを明日までに覚えないといけない。 原稿はマオリの友人やメンターの助けのおかげで立派にできているのだけれど、語彙も文法もままならないのに、こんなに長いものを果たして明日までに覚えられるだろ…
なんてことを書いてる場合じゃなくなってきた。マオリ語の口頭発表がまた近づいてきたからだ。 テーマは、昨年何をやっていて、今年は何をやっているのか、将来はどうするのかというテーマで、「現在」「過去」「未来」の表現を文法的に使うことになる。 マ…
マオリ語の文法は、私の習熟度とはお構いなしにどんどん進み、時制としては、「現在進行形」「未来形」「現在完了形」「過去形」の範囲に入ってきた。 日本の中学校の英語教育でいえば、私が今やっているマオリ語の文法事項は中学二・三年のレベルかもしれな…
「カ マー タオタオ トー パーレティ」(Ka mātaotao tō pāreti)という表現は、マオリ語の初級の教科書(“Te Kākano” John C. Moorfield)から引用したのだけれど、これは「ポリッジが冷めるよ」という意味だ。 マオリ語教室で、いま習っている会話の設定だけれ…
この「記念公園」近くに「ワイパデルタ」(Waipa Delta)というクルーズ船があり、観光名物の少ないハミルトンの中でとりわけ目立つ存在なのだが、何分いまは冬なので、私はまだ乗ったことがない。暖かくなったらワイパデルタに乗ってランチやディナーを楽しみ…
海外の旅の際に私が必ずチェックするのが、ロンリープラネット出版(Lonely Planet Publications)のガイドブックだ*1。 実はまだ行ったことのない国のガイドブックを読むこともあるのだけれど、これまでの旅の目的地となったアイルランド、ハワイ島、オースト…
テ アワムツ(Te Awamutu)は、ハミルトン(キリキリロア)から南に下ったところにある、人口1万人くらいの小さな町だ。 テ アワムツという地名は、ここから上流はカヌーに向かないらしく、「川の終わり」という意味らしい*1。ローズガーデンが有名らしいが、…
マオリはうなぎも食べるという話になったときに、彼もうなぎは好きだといって、フリーザーを見せてもらった。この冷凍庫はジュディの家にあるのと同じくらいの大きさだったが、冷凍うなぎが三匹ほどパックされているものが中に入っていた。なんでも、この近…
ジョンはオークランドに住んでいて、76歳だという。いわばここがセカンドハウスで、このプロジェクトは10年越しのプロジェクトだという。 パンフレットにも学校訪問者を歓迎すると書いてあるから、いわばボランティア活動である。ワイカト大学(The Universi…
彼の書いた「ランギリリの戦い」から紹介しよう。これは教会の墓地の掲示板に貼ってあったものと同じ資料だ。 1850年代にヨーロッパからの移民が大量にやって来て、1860年代初頭には自分たちにも相応の土地が与えられるべきと植民地政府に圧力を加えていた。…
こうしてハミルトンから60キロほどの距離なのに、1号線を行ったり来たりして、160キロも走ってしまった。それほど走ったつもりはないのだけれど、道に迷って100キロもオーバーするとはニュージーランドらしい。マーガレットも言っていたけれど、道を間違え…
自分の車があるし、中間休みなので、昨日はテ カウファタ(Te Kauwhata)をめざして出発した。 私の愛読書のひとつであるロンリープラネットに、9行にわたってランギリリ戦場跡地センター(Rangiriri Battle Site Heritage Centre)の解説がしてあり、それによれ…
昨日は、ハミルトンのシティセンターにあるワイカト博物館に初めて行ってみた。 この博物館はビクトリア通りに面して建っており、4月にハミルトンに立ち寄った際に、ブリッジ通りに面した高台のモーテルに泊まっていた私は毎日この博物館の前を歩いて通って…
昨日大学に行って、マオリの講師のヘミと話をした。 「スキーはやるの」とヘミに聞くと、やらないという。 タラナキ山に住んでいるアレックスの長女・マーガレットの旦那のジェフは、高校教師でハンティングやトラウトフィッシングをやる男だ。それでも、ス…
マオリの名前だが、マオリ固有の名前は、基本的にジェンダーに関係ないという。ただ、イギリス語から借用した名前がマオリには結構あって、これは多少男女の区別をするらしい。 男性の名前では、ヘミ(Hēmi)はジェームズ(James)だというし、ハキ(Haki)はジャ…
マオリ語の試験がようやく終わった。 マオリ語の試験は、こんな具合だった。 まず、綴じられた問題用紙が配られ、5分間は問題を解かずにどんな問題構成になっているのか全体を見なさいと言われた。その後、リスニングの問題が30分くらいだろうか。リスニング…
ところで、再度マオリ語の音だが、クラ(kura)が「学校」の意味で、私には、「蔵」や「庫」に聞こえる。「川」を意味するアワ(awa)は、漢字をはめてみれば「泡」だ。watchを意味するmātakitakiは、「マータキタキ」とまさに「瞬き」のような感じ。「犬」を意…
ところで、約束したにもかかわらず、どういうわけか今日図書館でホアニと会えなかったのだが、昨日から今日にかけて何とか試験準備はできた。新しいノートを買ってきて、今までの復習として、例文を書き溜めてみた。抽象的な文法よりも、教科書からひっぱっ…
今週の木曜日に、マオリ語の試験があるので、その準備をしないといけない。今日の授業で、おさらいをしたのだが、試験範囲はこれまでやった全部である。なんでも講師へミの話だと、試験は1時間半以上もの長丁場らしい。 試験の内容は、例えば、以下のものを…
つけた点数を聞きたいものは自分のところへ来なさいとマオリの講師のフレッドが言うので、私もつき合いで点数を聞きにいったら、15点中14点だった。少し甘くつけてもらったかもしれない。アリスやジャッキーなら確実に15点だろう。 口頭発表の点数を教えてあ…
昨日のマオリ語による口頭発表について書く。 一言でいうと、これは何から何まで、私の職場でやっているオーラルコミュニケーションの授業課題と同じであった。だから教師の私が生徒の立場に自分を置いて、口頭発表してみたということになる。 「さて誰から…